「部屋も仕事も、ととのえる」をコンセプトに数々のステーショナリーを展開している「TOTONOE」。書類などをキレイに整理するファイルやボックスなどがラインナップされている。そのいずれもが実にシンプル。アイテムのデザインや機能までもが「整えられている」のを感じる。


静けさのあるデザイン

今回取り上げるのは、まもなく発売される「キャリーボード」というアイテム。

TOTONOE キャリーボード

TOTONOE キャリーボード 957円


文具のカテゴリーで「キャリーボード」というのは、あまり聞かない。機能としては、「クリップボード」と「ファイル」を併せ持ったものということになる。まず、「クリップボード」の方から見てみよう。

A4をグルリと一回り大きくしたくらいのサイズ。「ボード」と銘打っているだけあり、厚みも3mmくらいあってしっかりとしている。クリップボードというと、紙を上側でとめるものだが、これはなんと下側。

TOTONOE キャリーボード

クリップボードの留め具は、ご覧の通り下側にある



下には幅3cmくらいのベージュ色のものがある。はたしてこれを留め具と呼ぶべきか、ためらってしまうほどシンプル。と言うのも、下側で縫い付けられているだけになっている。ただ、この縫い付けがかなりタイト。

TOTONOE キャリーボード

限りなく隙間がなくキッチリと縫い付けられている。
接写をしてわかったが、留め具の先端がわずかに上を向いている。
紙を差し込みやすくするためなのだろう。



試しにコピー用紙一枚をここに挟み込んでみた。奥までしっかり差し込んでみると、紙は意外にもしっかりと安定する。そのまま逆さまにしても紙は落ちてこなかった。さすがに揺すると落ちてきてしまうが、クリップボードとして普通に使う分にはそれほど問題はなさそうだ。

TOTONOE キャリーボード

下側で留めているだけとは言え、このように立てても紙は垂れ下がることはなかった



タイトなファイル

裏返すと、もう一つの機能である書類を収納できるファイルスペースになっている。2つのポケットの口が互い違いに斜めにカットされていて、まるで着物の襟元を思わせるデザインだ。先ほどの留め具でもそうだったが、こちらもかなりタイトな作り。

TOTONOE キャリーボード

まるで着物の襟もとを思わせるファイル


紙を収納する時は、クリアファイルのようにはいかず、すき間に紙をスルスルと滑り込ませる格好になる。

TOTONOE キャリーボード

こちらのファイルスペースもキッチリと縫い付けられて、紙をスライドさせないと入らない


「キャリー」、つまり携帯する時には書類はこのタイトなファイルに収納するのがよさそうだ。

TOTONOE キャリーボード

とても安定感のある収まり具合。
ハリのあるこのベージュの素材は、驚いたことに紙製だという。


あまりたくさんの書類を入れるというのは構造的にも相応しくない。用途としては、たとえばクライアントとの最終契約の場面で使うのが合っていると思う。

TOTONOE キャリーボード

凛とした雰囲気漂うクリップボード&ファイルだ


ファイルスペースに契約書を忍ばせておいて、いざ契約書にサインとなれば、そこから契約書を取り出しクリップボードに差し込み、ペンとともに差し出す。

こんな使い方がさまになると思う。

TOTONOE キャリーボード

カラーバリエーションは、ブラック、レッド、クリームの3色



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