通訳案内士試験 ~ 日本を外国語で紹介。語学のプロを目指すパスポート!
通訳案内士試験は、通称ガイド試験とも呼ばれ、日本における語学関係で唯一の国家試験です。毎回合格率は低く、中国語では13.6%(平成24年度)の狭き門です。唯一の国家試験ということで、通訳案内士を仕事にする気がない人でも、語学で生きていくという人は持っていて当たり前の資格です。
試験は一次試験(外国語、日本地理、日本歴史、一般常識)、二次試験(面接、通訳試験)とに分かれ、すべてに合格する必要があります。
一般的には外国語以外の科目は邦文試験と呼ばれていますが、これらの合格基準点はおよそ60点。しっかり対策すれば必ず合格できますが、やらない場合は確実に不合格になります。
外国語の基準点は70点。ここ数年、試験の問題自体が少しずつ変わりつつあるので、インターネットを使った試験の過去問題、および情報の収集が必須になります。
また、一次試験の合格科目は翌年に持ち越せるので、2年がかりで試験対策をするのが良いかもしれません。実際私も3年がかりでした(笑)。この試験に通っていると、フリーで仕事を得ようという人にはプラスに働きます。ある程度の語学力が保証されるからです。ですから、独立を考える方にはオススメの資格です。
中国語と韓国語には、以下のような道場(!)もあります。近場の方は検討する価値があるでしょう。
中韓 通訳案内士道場
■試験概要(2014年2月現在):
・主催:観光庁長官試験事務代行機関 独立行政法人 国際観光振興機構
・実施国:日本(札幌、仙台、東京近郊、、名古屋、大阪近郊、広島、福岡、那覇)、海外(北京市、台北市、ソウル市)
・評価基準:外国語試験 70点 邦文試験(日本地理、日本歴史、一般常識)60点 ※年によって調整あり
・試験内容:下のHPをご参照ください
・解答方法:外国語試験 マークシート方式、記述式
邦文試験 マークシート方式
・受験料:8700円
通訳案内士試験について
■2014年の試験日:
・2014年2月現在、未発表です。発表され次第、お知らせします。
■問い合わせ先:
(株)ICSコンベンションデザイン内 通訳案内士試験係
TEL:03-3219-3510(月~金 10:00~18:00)
いかがですか?
自分に合った試験を受けていくことで、少しずつレベルアップしていきましょう!
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