ブドウ畑を始め、桃、りんご、イチゴなど、豊かな大地の恵みいっぱいのオカナガン・バレー (C) Brian Sprout
カナダ在住以外の人で、オカナガンという地名を知っていたら、かなりのカナダ通。オカナガン地方とは、同じ名前のオカナガンレイクの湖畔一帯を指し、数多くのワイナリーがあるカナダでも随一のワインの産地。カナダでは人気の観光地のひとつなのですが、イマイチ、日本の皆さんには知られていません……。
今回はそんなオカナガンの魅力をご紹介させていただきます。
オカナガンってどこ? まずは場所の確認から
バンクーバーからカナディアンロッキーへ陸路で移動する場合の寄り道にぴったり
バンクーバーから距離にして400km、車で4時間ほどの場所。ちょうどバンクーバーとカナディアンロッキーの中間地点と考えてよいでしょう。現地に住む人間は車でアクセスしますが、 最大都市のケロウナには空港があり、バンクーバーやカルガリーからは便数も多く、空路でのアクセスも問題なし。ただ、ワイナリーめぐりなど、ポイントが広範囲に点在しているため、レンタカーを利用するのが一番便利です。
オカナガン地方の滞在地と都市
オカナガン・バレーの最大都市ケロウナ。バンクーバー、ビクトリアについで、BC州で3番前に大きな町 (C) Tourism BC/Don Weixl
オカナガン湖に棲むといわれているオゴポゴ。真相はいかに!?
オカナガン地方は南北には135km、東西はたったの5kmという、ものすごく細長いオカナガンレイクの周囲一帯を指し、その湖の周りにいくつもの町があります。その中でも、最北部のバーノン、中間にある最大都市のケロウナ、そして、最南部のペンティクトンが主要都市で、特にケロウナとペンティクトンは湖畔に位置していることから、ホテルのチョイスも多く、特に夏休みシーズンはたくさんの観光客でにぎわいます。
オカナガンの気候
ペンティクトンのビーチ。遠浅のビーチはファミリーにぴったり (C) Blue Works
典型的な盆地の気候で、夏の観光シーズンは実に最高気温が40度近くなることもあり、ものすごく暑い! ただ、乾燥していることもあって、日本の夏の暑さとは異なります。暑いことは暑いのですが、べとつかない代わりに、暑さが骨の隋までにしみる感じ……。そして、夜はグッと気温が下がることが多く、20度を下回ることも珍しくありません。
この乾燥した気候、数多くのブドウ畑とワイナリー、そして海はないけど、広大なオカナガンレイクを地中海に見立てて、オカナガン・バレーはカナダのプロヴァンスの別名で呼ばれることもあるんです。