いじめ加害者をかばう学校への対応
まず、「この子(=加害者)はいい子なんです。」
「加害者にも人権があります。」
「加害者にも将来があります。」
という学校側の「情」に訴えてくる言葉に対して、しっかりと「『罪を憎んで人を憎まず』が考え方の基本です。この子が悪い子と言っているのではないのです。やった行為について責任をとっていただきたいのです。」と反論をしましょう。
罪を憎んで人を憎まず
そして、
「うちの子(=いじめ被害者)はこんなに苦しんでいるんです。この状態をなくしていただきたいんです。」
としっかりと訴えることです。
目的は、いじめ加害者を糾弾することではなく「いじめの状態をなくすこと」だと訴えることが必要です(いじめ解決の最終段階では、いじめ加害者の謝罪がありますが、これもあくまでも加害者にきちんと自分のしたことと向き合って、反省の機会を与えるという長い目でみた教育的観点であるということを踏まえて、いじめ解決にあたります)。
その際も、こちらは感情的にはならず、何度もお伝えしていますが文書で、冷静に対応をしましょう。
それでも対応していただけない場合には外部機関に
それでも対応してもらえない場合には、「いじめではなくトラブルだという学校に対しての保護者へのアドバイス」と重複いたしますが、「警察に被害届を出します」等、外部機関に訴えることを学校に迫りましょう。そして、学校が動いてくれないときには、実際に警察に相談をし、被害届を出してください。子供を守れるのは親であると決意し、いじめと戦っていただきたいと思います。