学校がいじめ加害者をかばう発言をして対処してくれないこともある
お子様がいじめにあっているということが分かり、学校に相談を持ちかけたところ「いじめとおっしゃいますが、「この子(=加害者)はいい子なんです。」「加害者にも人権があります。」「加害者にも将来があります。」と、学校側がいじめ加害者をかばう発言をして、何も対処をしてくれない場合があります。実際にあった事例ですが、毎日のように「死ね」「うざい」等の手紙がマンションのポストに入っていたので相談をしたところ「学校というのは教育の場です。犯人捜しのようなことはしません。」という回答をいただいたこともあります。
「情」に訴えて、いじめ被害者を黙らせようとする場合もある
最近、報道等で話題になっている「いじめ自殺」も、いじめの事実を訴えてもなかなか動かない学校現場の様子がわかりますが、いじめをもみ消して、学校側が「情」に訴える言葉で、いじめの被害者を黙らせようとするケースは実は非常に多いのです。情に訴えて被害者を黙らせることも
黙らせるという強い意志はなくても、「いじめという認識がなかった」と、非常に甘い判断をして問題を長引かせるケースもあります。このケースも、学校側が被害者の立場に立つのではなく、加害者の立場から物を言っているので「いじめ加害者をかばう」ケースと同じように分類し、以下のように対処していくとよいでしょう。