他では体験することの出来ない「作品に触れて感じる」こと
こちらのギャラリーの特徴な何と言っても作品に触ることができるのです。実際にアーティストが作る作品を手に取ってじっくり手の感覚を使っていろんな感性を呼び覚ましてくれる他にはない素敵なギャラリー。
ギャラリーの創設者である村山亜土さん(故)によって盲人(視覚障害者)が彫刻に触って鑑賞できる場所として村山夫妻治によって1984年にオープン。
もちろん一般の方でも作品に触れることができます。お子様にとって窮屈ではない小さな美術館として、そして他の美術館では決して体験することの出来ない「作品に触れて感じる」ことができるのでおすすめです。
オーナ曰く、「目を開けていると物の概念で何でも捉えてしまうけど、目の見えない方は手に取った感触や温度でその『モノ』を感じるんですよ」と、優しく語ってくれます。
小さな美術館の中で子どもの感性や、いろんな思いやりを学ぶためにも素敵な場所ではないでしょうか。
展示は企画によって様々ですが、作品を触って音を出したり、楽器のような作品であったりと、子どもが喜ぶような物も多いのでぜひ親子でお出かけしてみて下さい。
いろんな発見が生まれる場所です。
■ギャラリーTOM
住所:東京都渋谷区松涛2-11-1
電話番号:03- 3467-8102
入場料:大人 600円、小中学生 200円
営業時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)
定休日:月曜
アクセス:渋谷駅から徒歩15分/神泉駅から徒歩7分
HP:www.gallerytom.co.jp/index.html
※データは記事公開時点のものです。