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フットサルのポジションと役割・適正を解説!

今回はフットサルのポジション名・由来・役割などをご紹介します。あくまでもフットサルの基本は全員攻撃・全員守備です。基本ポジションは流動的に変わりますので、様々なポジションをこなせるプレーヤーを目指して下さいね。

佐久間 紀成

執筆者:佐久間 紀成

フットサルガイド

フットサルのポジションを解説!

フットサルのポジション

フットサルのポジション

今回は、フットサルのポジションと役割に関してご紹介させて頂こうと思います。
 
<目次>
 

フットサルのポジション名・意味

フットサルのポジション名

フットサルのポジション名

※オーソドックスなフットサルの形(ひし形)の場合

■ゴレイロ GOREILO
ポルトガル語で「ゴールキーパー」という意味。サッカーで言うとゴールキーパーのようなポジション。

フィクソ(またはベッキー) FIXO(BAQUE)
ポルトガル語で「固定される」「舵取り」という意味。サッカーで言うとディフェンダーのようなポジション。

■アラ ALA
ポルトガル語で「線」「サイド」という意味。サッカーで言うとミッドフィルダーのようなポジション。

■ピヴォ PIVO
ポルトガル語で「要点」「中心・軸」という意味。サッカーで言うとフォワードのようなポジション。
 

各ポジションの役割・適正

■ゴレイロ
サッカー以上に至近距離からのシュートが多く、それを恐れない強い気持ちが必要とされます。また、最後尾からフィールドプレーヤーへのコーチング能力も求められます。そして、フットサルではキーパースローがアシストとなることも少なくありません。ゆえにスローイングはとても重要なこともあり、サッカーのゴールキーパーが付けるキーパー手袋はしない選手が多いです。また、相手チームがパワープレー(※ゴレイロをフィールドプレーヤーに代えて5人で攻撃を仕掛ける戦術)を仕掛けてきた際など、ボールを抑えた瞬間、空いているゴールを狙うこともありますので、キック精度も必要です。

■フィクソ(またはベッキー)
まさに舵取りとして、チームを落ち着かせるのも・攻撃のスイッチを入れるのも「フィクソから」と言っても過言でもありません。また、守備面でも相手選手が入れ替わる(スイッチ)時など、適格なコーチング能力が求められます。その他パスを読む能力(パスカット)も求められ、そこからカウンター発動の先陣を切ることも。また、フットサルでもロングボールを使うことはあり、後方から前線の選手に向けたフィード能力も、パスの配給能力と同様求められます。

■アラ
攻撃・守備の両方においてバランサーとなり、ボールを運ぶ役割や、縦への仕掛け、得点も求められます。守備面でも絞る動きや上下の動きが繰り返され、攻守に渡って精力的に動く体力・スピードが求められます。また、キックインやシュートを打つことも多く、キック精度も求められます。

■ピヴォ
最前線に位置するため、主に相手ディフェンスを背負った状態でボールを受けることが多く、そこからのポストプレー・反転シュートなど、一番得点に絡むポジションです。ゆえに、キープ力・身体の強さが求められます。また、ファー詰めなど味方からの決定機を逃さないためのポジションニングも重要です。ディフェンスではファーストディフェンスとなるので、コースの切り方など、後ろからの指示に瞬時に反応する能力も求められます。
 

最後に

大前提として、以前の記事「サッカーはフットサルにも活きる」でも書かせて頂きましたが、あくまでもフットサルの基本は全員攻撃・全員守備です。エンジョイなどであれば許される場合もあるかもしれませんが、「ピヴォだからディフェンスをしなくてもいい」ということではないので、その点は注意して下さい。そして、基本ポジションは流動的に変わりますので、様々なポジションをこなせるプレーヤーを目指して下さい。

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