原因2:恋に結果ばかりを求めてしまう
結婚しなくちゃ、その恋愛に意味はない?
「彼と付き合えなかったら、意味はない」「今の恋人と結婚できなければ、今までの時間が無駄」と、思ってしまう人も少なくありません。でも、本当にそうでしょうか?
私はコラムなどでよく「過程が大切!」と書いています。だからと言って、結果はどうでもいいわけではありません。ただ、過程を大切にしない行動で得られる結果は、“それなり”になってしまうと思うのです。
本当の結果は、「その過程から何を学んだか?」にかかってくるもの。つまり、それがなくて得られた結果というのは、「たまたまうまくいったこと」に過ぎないこともあるのです。
「もし、好きな彼と付き合えなかったら(もしくは、付き合っている人と結婚できなかったら)、この恋愛は意味がない!」なんて思うようであれば、その人は、本当の意味で恋愛はしていません。
例え、片思いだったとしても、別れるという結果になったとしても、真剣に人を愛したときは、必ずそこから学べることがあります。その学びが自分を成長させるので、いつかその経験が役立ち、感謝をするときがくるはずです。それを学ばずして、本当の幸せな恋愛、結婚はないと言っても、過言ではありません。
つまり、良い結果を導くためにも、過程が大切なのです。
傷つくのが怖い?
さらに、結果ばかりを気にする人の中には、「フラれて、傷つくのが怖い人」も多いです。でも、行動を起こさないと、フラれるかどうかは、分かりません。「行動する」と「フラれる」では、フラれることの方がひどい出来事のように思えるかもしれませんが、行動できないのは、フラれる以前の問題。「始まってもいない状態」というのは、「何もない(=何も得られることがない)」ということなんです。
それは、人生というレベルで考えると、フラれる以上に良くない状況ではありませんか?