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日本郵政とアフラックの業務提携による影響(2ページ目)

2013年7月、日本郵政がアフラックと業務提携を結んだというニュースが流れました。郵便局の保険取り扱いに変更はあるのか等、提携の影響について、ガイドなりにまとめてみました。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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業務提携の効果

アフラックの新キャラクター「ブラックスワン」

アフラックの新キャラクター「ブラックスワン」

郵便局では既にかんぽ生命以外の生命保険商品も取り扱っていて、ある程度の業務経験があることから、がん保険の取り扱いを2万の郵便局へ拡大するのに、そんなに時間はかからないはずです。

アフラックにとっては、がん保険を取り扱う拠点が大幅に増えることから、販売数の大幅な伸びを期待でき、業績アップに繋がると考えられます。郵便局にとっても、かんぽ生命にがん保険がなかったので、取り扱う保険のラインアップが充実することで顧客満足度が向上し、業績アップや貯金等で取引のある顧客が他に流れていくのを防ぐ効果もあると考えられます。

成功すれば、今後がん保険以外の商品でも提携が広がっていくのではないでしょうか。他の保険会社にとっては、郵便局との提携が大きな関心事になりそうです。

アフラックの社員も知らなかった提携話

今回の業務提携についてアフラックの社員に聞いてみると、口を揃えて「全く知らなかった。新聞をみて初めて知った」と言っています。本当に知らなかったようで、事前に知っていたのは役員クラスだけだったのかもしれません。読者の皆さんにも経験があるかもしれませんが、社員が経営上の重要な話を知るのは意外と遅いことが多いです。

時期的にTPPと何か関係があるのではと考える人も多いですが、これについても社員はわかっていません(否定も肯定もしない)。また、2013年8月19日から発売された<ちゃんと応える医療保険EVER><ちゃんと応える医療保険レディースEVER>との関連性は何もないようです。

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