落ち着ける寝室と明るいバスルーム
1. 寝室の窓はあえて下に開けてプライバシーを確保している。 2. 洗面台とキャビネットは建築家・中村好文さんの設計。洗面器が置かれたカウンターはチーク材。 3. バスルームの壁と床はモルタル仕上げ、天井はベイヒバ材。 |
1階の西側は約6帖の寝室です。アトリエと同じく白漆喰の壁とラワン合板の天井とバーチ材のフローリングが落ち着いた雰囲気を演出しています。庭に面した南側は床から壁半分を窓にして、庭の緑越しに外の光を室内に呼び込みます。
バスルームと洗面室は北側に位置していますが、バスルームの大きなガラス窓から外の光が入り込み、少しも暗さを感じさせません。
まだ完成して間がないこの家ですが、Hさんの友人や家族が集い豊かな時間を共有しながら、5年、10年と歳を重ねていくことで、使い込んで味わいを増す道具のように、この家も育っていくことでしょう。
◆建築データと建築家プロフィール