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JALの工場見学 スカイミュージアム リニューアル(3ページ目)

JAL(日本航空)が2013年7月、「JAL 工場見学~SKY MUSEUM(スカイ ミュージアム)~」をリニューアルオープン。会社設立時からの貴重な史料が一般初公開され、運航乗務員や客室乗務員の仕事を紹介するコーナーも新設するなど、人気の施設となっています。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

飛行機の旅ガイド


飛行機の点検・整備をハンガー内で見学

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M1ハンガー(格納庫)。足場でつつまれた整備中の機体を見学者デッキより見学します

JAL 工場見学~SKY MUSEUM(スカイ ミュージアム)~」は、今回、リニューアルオープンした展示ホールの見学(約20分)のほか、実際の航空機の部品や映像などを使って航空機の概要を学ぶ航空教室(約30分)、そしてハンガー(格納庫)の見学(約40分)がセットになっています。

予約した集合時間に合わせ、順番に見学していくツアー形式で、運航乗務員や整備士、客室乗務員の経験者が“案内役”を務めます。

工場見学では、2つの広大なハンガーを見学します。M1ハンガーでは、飛行機全体を足場でつつみ、整備作業が行われている様子を見学者デッキから見ることができます。

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M2ハンガー(格納庫)。整備中の飛行機の近くまで行き、機体を背景に記念撮影もできます。なかなかできない体験で、大きな機体は迫力満点です


一方、M2ハンガーでは、飛行機を間近に見ることができます。整備中の機体を背景に記念撮影したり、滑走路に離着陸する飛行機を見ることもできます。どの飛行機がハンガー内で整備されているかは日々異なりますが、エンジンが取り外されて整備されているといったなかなか見られない光景に遭遇することも。

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ハンガー(格納庫)は、羽田空港の滑走路に面しており、飛行機が離着陸する様子を見ることができます


なお、この「JAL 工場見学~SKY MUSEUM(スカイ ミュージアム)~」は、ホームページで見学希望を受け付けています。毎日10時~・11時~・13時~・15時~の4回開催(年末年始除く)で、予約は見学日の6ヶ月前の同一日9時30分から。見学料は無料。小学生以上が対象で1名から受け付けています(小学生は引率者の同行が必要)

JALが歩んできた歴史はもちろん、飛行機に携わる仕事の紹介、機体の点検・整備する様子も見学できます。大人から子どもまで楽しみ、体験しながら日本の航空業界について学べる施設としておすすめです。


<DATA>
JAL 工場見学~SKY MUSEUM(スカイミュージアム)

■ 場所:羽田空港内JAL M1 ビル(JAL メインテナンスセンター1)
■ 入場:無料
■ 交通アクセス:東京モノレール「新整備場駅」から徒歩2分

URL:http://www.jal.co.jp/kengaku/application/(見学申し込みページ)
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