手頃な価格で本格派、コスパの高さが魅力のコンベクションオーブン
オークセール・sirocaコンベクションオーブン【SCO-213】
お手頃価格で人気のオークセール・sirocaシリーズに、コンパクトなコンベクション(熱風対流)オーブンが仲間入り。コンベクションとは、熱風対流(熱風循環)方式のこと。庫内の熱を対流させるため、隅々まで熱が行き渡り短時間で高温になること、庫内がムラ無く加熱できることなどメリットがあり、本格的なオーブン料理からトーストまで、幅広く活用できるのが魅力。しかも価格もリーズナブル!では、詳しくご紹介しましょう。
4パターンの加熱方法で焼き方が選べる
ヒーターの切り替えは「上下ヒーター・上のみ・下のみ・コンベクション」の4パターン
加熱パターンは「上下ヒーター・上のみ・下のみ・コンベクション」の4つ。温度設定は100℃~250℃まで。上下ヒーターでトーストやクッキーを焼いたり、上ヒーターだけでグラタンの焦げ目を付けたり、コンベクションで本格調理をするなど、料理によって使い分けができるのが便利。庫内も広く、ピザなら直径・約25cm程度の大きさ、食パンなら4枚が並ぶ広さなので、4人分程度の調理ができる十分な大きさでしょう。
付属品は充実しているが、棚の構造にやや難あり
同梱されている、トレイや焼き網一式
庫内にセットできる棚類は、オーブントレイ・焼き網・目の細かなもち焼き網、さらにピザプレートの4つ。また海外製品には同梱されていない取っ手もあります。オーブンはミトンで取り出すスタイルが定番のようですが、やはりあると便利なアイテムです。
庫内左右に棚受けの凸部分があるが、前後に分割されているため、トレイを出し入れする時にやや不安定
セットしてみて気になるのは、オーブントレイや焼き網を支える左右の凸部分が、前後2つに分かれているところ。オーブントレイや焼き網を手前に引き出そうとすると、凸が無い中央部分でトレイがガクッと下に落ちてしまいます。右側にファンの吹き出し口があるので、それを塞がないためかと想像されますが、左側の凸は1本もので通せば安定したと思われます。
ヒーターガード代わりに、使用できない最下段に細かい目の「もち焼き網」をセットしているところ※あくまでガイド個人の使い方です
また、棚の高さについてですが、取り説では最下段の凸は使用不可となっているため、実質、中央の2段階のみの調整となります。右の画像の、パンがのっている庫内中央あたりの位置が「下段」となります。ヒーターから等距離でちょうど良いのですが、その分上段はかなり高いためあまり使えません。もう少し庫内を有効に使える棚割りだと良いのに……と感じました。
ガイドは、最下段に細かい目の「もち焼き網」を常に敷いてみました。こうしておけば、万が一焼き網から何かが落ちた時も、ヒーター部分に直撃するのも防げるので、なかなか名案ではないでしょうか?(※取り扱い説明書には、最下段は使用しないとかかれています。)
それでは、次ページから、実際に使った様子をみていきましょう。