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結婚を決めたら考えたい、お金の話 (2)(2ページ目)

結婚を意識したら、お金のことも2人できちんと話しあってほしい。そのポイントを解説する記事 第2弾です。今回は、貯金のプランのほか、生命保険について説明します。

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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結婚と生命保険

お互いの楽しい人生のために、お金の話もしっかりしたいもの

お互いの楽しい人生のために、お金の話もしっかりしたいもの

生命保険は、ある人が亡くなった場合に遺族が経済的に困らないように備えるものです。貯蓄が十分にあるなら、保険は不要ともいえます。また、新婚でまだ貯蓄が少なくても、夫婦ともにしっかりとした収入がある場合には、保険に入らなくてもいいという考え方もあります。しかし、子どもを作りたいという考えがあるなら、保険加入を検討しておくべきだと思います。

子どもが小さいうちはフルタイムで働きづらいのが現実であり、家計に対する夫の責任が重くなります。夫に万一のことがあったら、妻と子はたいへん困ってしまいます。妻も出産という命がけの仕事の前に、保険加入を考えてもいいいと思います。もしも妻に万が一のことがあったら、夫は働きながら子どもを育てるために、保育サービスなどを利用するために、相応の支出が必要になります。

夫婦それぞれの事情によって必要な保険金額は異なります。以下は一つの考え方、一つの目安の金額として、参考にしてください。子どもがおらず共働きの時は、お互いに1,000万円くらい。片方が専業主婦(主夫)になるなら、家計を支える人は1,000万円~2,000万円、専業主婦(主夫)は500万円くらい。子どもが生まれたら、家計を支える人の保険を、子ども1人につき1,000万円プラスしていきます。くどいようですが、あくまでも一つの目安です。実際にはファイナンシャルプランナーに相談して、「あなたの家庭にとって十分で、なおかつムダがない保障」を確保していただきたいと思います。

(次のページは、貯蓄額についてです。)

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