留学は出来ないけれど……
英語を学んでいれば、大抵の方は語学留学や正規留学を夢見たことがあると思います。そうは言っても、スケジュールや仕事、経済的なことを考えると、早々気軽に出来ることではありません。
私は大学時代に、自分の英語がネイティブ・スピーカーに通用するかどうかを確かめたくて仕方ありませんでした。
そこで、国内にいながらにして「英語漬け」になるにはどうしたら良いかを考え、「外国人ツアー」に参加することを思いついたのです。
そこで目を留めたのが、「外国人用のはとバスツアー」でした。
今回の記事は、はとバスツアーに参加した経験談をもとに、お話ししていきます。
はとバスツアーなら行ける!
はとバスツアーはいろいろなところに行きますが、比較的近くて安価なツアーをということで、都内の日帰バスツアーを旅行りで行ける探しました。すると、典型的な東京1日ツアーが見つかったのです。
立ち寄る場所や内容は、東京タワー見物、浅草、椿山荘の日本庭園散策や田崎真珠の見学などでした。
このはとバスツアーに参加するまで、わたしは東京出身であるにもかかわらず、東京タワーに上ったことがありませんでしたし、浅草にも行ったことがありませんでした。ですから、これならツアー自体も楽しめるだろうと思いました。
友人を誘ったら快諾してくれたので、早速予約をして、ツアーへの準備を始めたのです。
さて、ツアーに向けて私が準備したことは……。
1)英文の東京ガイドブックを精読
バスガイドさんは英語で案内をしますから、それを聞いてわかるようにするため、東京案内を英語で前もって仕入れておきました。結構知らないことが多いもので、新鮮でしたよ。
2)英文ガイドブックを片手にシャドーツアー
ちょっとだけ怪しいのですが、部屋でミニガイド練習をしました。
バスの中で席が近くになった方に、よかったら一緒に回りませんか? と声をかけて、日本人の私たちがご案内するという設定です。
どのように話しかけるか、どの見学先でなにを話すか……などを前もって英語に直して、出来る限り暗記したのです。
さて、当日はどうなったのでしょうか?
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