絵本嫌いに関する質問
読み聞かせを嫌がっても怒らないで! 嫌なのは絵本じゃないかも……
Q:子どもはみんな絵本が好きって本当でしょうか?
ひざ読は「子どもは絵本が好き」というところからスタートしているように思えます。でも、うちの子を見ていると、どう見ても絵本が好きとは思えません。どうしたらよいでしょう?
A:絵本の面白さがわかれば耳を傾けてくれる
子どもたちにとって、絵本を読んだりお話を聞いたりすることは、外で走り回って遊ぶのと同じ遊びです。ですから、好き嫌いに程度の差や好みはあっても最初から「絵本を見るのもいや!」という子はほとんどいないように思います。ところが、遊びのはずなのに、読み聞かせに関しては静かに座って最後までちゃんと聞くことを求められ、それができないと絵本嫌いの烙印を押されてしまいます。
ひざ読は、そもそも絵本嫌いの子どもなどいるのかという疑問からスタートしました。正直に申し上げれば、「もしもお子さんが本当に絵本を嫌っているなら、無理強いしなくてもいいじゃないか」という気持ちもないわけではありません。絵本を読まなくても、子どもの成長が阻害されるなどという事はありませんから。
子どもにとっては絵本も、外遊びと同じ楽しい遊びなのです
子どもたちは、絵本の面白さをほんの少しでも感じれば、必ず読み聞かせに耳を傾けてくれます。そのためには、お父さん・お母さんも一緒に絵本を楽しんでください。そうすれば「絵本嫌い」と言われる子どもたちも少しずつ変わっていくはずです。うちの子は絵本嫌いと決めつけず、のんびりゆっくり絵本の魅力を伝えていくことが、絵本嫌い(?)を解消する早道だと思います。
>> 最後は、読み聞かせ1番の悩みの種、絵本選びについてお答えします