相手の短いサービスをはらうレシーブ
フリックとは……日本語で言えば「はらい」のこと。自分のコートで2バウンド以上するようなボールを、手首を中心としてはらうようにスイングする打法。
フリックレシーブはツッツキやストップと比較すると打球に威力があります。そのためもっとも攻撃的なレシーブと言えます。
方法(右利きの場合)
■対下回転のフォア前フリックの手順- 台の近くにすばやく移動します。
- 右足を台の下に踏み込み、ラケットをボールの下に入れ、バウンドの頂点をとらえます。
- 手首中心のコンパクトスイングをします。ボールに回転をかけると安定します。
■対下回転のバック前フリックの手順
- 台の近くにすばやく移動します。
- ボールのバウンドに合わせてラケットの角度を調整します。
- ラケットをボールの下に入れ、ボールに回転をかけつつ頂点をインパクトします。
- 手首中心のスイングを行い、フリーハンドは後ろに引きます。
■対横回転のフォア前フリック
ラケット面をかぶせ気味にスイングし、オーバーミスを防ぐようにします。
有効な練習方法
■フォア前フリック練習時に心がけるポイントは
- すばやくボールの近くに体を寄せること。これはバウンドの頂点をとらえなければミスが多くなるからです。
- インパクトと同時にフリーハンドを後ろに引くこと。こうすることで打球に勢いが増します。
■バックフリック
- ラケットをボールの下に入れ、自分からしっかりと回転をかけることを心がけます。