卓球

はらうような「フリック」はもっとも攻撃的なレシーブ

フリックとは、自分のコートで2バウンド以上するようなボールを、手首を中心としてはらうようにスイングする打法。もっとも攻撃的なレシーブと言えます。打ち方や有効な練習方法を紹介します。

投稿記事

相手の短いサービスをはらうレシーブ

フリックとは……日本語で言えば「はらい」のこと。
自分のコートで2バウンド以上するようなボールを、手首を中心としてはらうようにスイングする打法。

フリックレシーブはツッツキやストップと比較すると打球に威力があります。そのためもっとも攻撃的なレシーブと言えます。


方法(右利きの場合)

■対下回転のフォア前フリックの手順
  1. 台の近くにすばやく移動します。
  2. 右足を台の下に踏み込み、ラケットをボールの下に入れ、バウンドの頂点をとらえます。
  3. 手首中心のコンパクトスイングをします。ボールに回転をかけると安定します。

■対下回転のバック前フリックの手順

  1. 台の近くにすばやく移動します。
  2. ボールのバウンドに合わせてラケットの角度を調整します。
  3. ラケットをボールの下に入れ、ボールに回転をかけつつ頂点をインパクトします。
  4. 手首中心のスイングを行い、フリーハンドは後ろに引きます。

■対横回転のフォア前フリック
ラケット面をかぶせ気味にスイングし、オーバーミスを防ぐようにします。


有効な練習方法

■フォア前フリック
練習時に心がけるポイントは
  • すばやくボールの近くに体を寄せること。これはバウンドの頂点をとらえなければミスが多くなるからです。
  • インパクトと同時にフリーハンドを後ろに引くこと。こうすることで打球に勢いが増します。

■バックフリック
  • ラケットをボールの下に入れ、自分からしっかりと回転をかけることを心がけます。
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