卓球ラケットのラバーの貼り方
■用意するもの- 卓球ラバー用接着剤(ラケットとラバーの両方に塗るタイプと、ラバーのみのタイプと2種類あります。ここでは、両方に塗るタイプで説明します。)
- 大きめのよく切れるはさみ
- 塗布用スポンジ(または刷毛、またはラバーの紙パッケージを四角形に切ってヘラ替わりに)
- 卓球ラケット
- 卓球ラバー(両面ラバーなら最低2枚以上)
- ラケットとラバーを密着させるための道具(ローラー、ラバークリーナーの缶など)
- サイドテープ
- (急ぐ時など)ドライヤー
手順
ラバーの交換なら、まずは古いラバーをはがします。必ず周辺部からゆっくりと丁寧にはがして下さい。1.接着剤を塗る
ラバーに接着剤を付け、スポンジで全体に延ばします。
■ポイント
- 手早く塗る
- 塗りムラがない様に
- なるだけ均一に
- 水溶性接着剤はできるだけ薄く塗る。厚く塗るほど弾みが悪くなる。
2.ラケットにも同様に、接着剤を付け、スポンジで全体に延ばします。
ポイントは1と同じです。
乾くのにかかる時間は、その時の温度、湿度、接着剤の種類や量等によって変わってきます。急いでいる時等はドライヤーを使ってもかまいません。
3.接着剤が乾いたことを確認
目安は塗布面の色が白色から透明になった時です。白い筋が多少残っていても大丈夫です。またちゃんと乾いていれば、指で軽く触れてもほとんどベタつきません。
4.接着作業
グリップの付け根上端にラバーの下端を合わせて、ラバーを折るように持ちます。
最初はグリップ周辺のみを貼り付け、手前から奥に向かってローラーを転がしながら、空気が入らない様にゆっくり貼っていきます。貼った後にも万遍なく軽く転がします。
■ポイント
力加減は腕の重さ程です。強く押し付けて貼ると後々縮みの原因になります。曲がってしまったらあせらず一旦はがして貼り直します。
5.余分なラバーをカット
ラバー面を裏側にして、グリップの下方からはさみを入れて切り始めます。
■ポイント
- はさみはラケット面に対して垂直に
- その状態ではさみではなくラケットを回して切る
- きれいに仕上げるには一気に切り進む
6.サイドテープを巻着
仕上げにサイドテープをラケット周囲側面に貼っておきます。
これにより構造上脆い側面をガード・補強できます。