男鹿半島の漁師の生活から生まれた豪快な料理が名物
男鹿温泉郷は、秋田県男鹿市の日本海に面する男鹿半島の入道崎の東側に広がる温泉郷です。旅館数10軒程の、こじんまりした温泉街ですが、街角には落ち着いた雰囲気が漂っています。一人旅で温泉を利用する際に最も重視したいのは、騒がしくないことです。男鹿温泉郷は、日本海の海沿いにこぢんまりと広がっているため、静かで落ち着いた雰囲気に包まれます。
だからと言って、さびれているわけではありません。温泉街には、底曳船をもつ温泉宿など、特徴をもった旅館が立ち並んでいます。
この地域の名物料理は、石焼料理です。日本海から水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を木のオケに入れ、そこに真赤に焼けた石を放り込む豪快な料理です。男鹿半島の漁師の生活から生まれた料理方法で、瞬時に魚介類が煮込まれるため、身がぎゅっと引き締まるのです。
男鹿半島で最初に思い出されるのは、ナマハゲです。温泉街に建つ男鹿温泉交流会館「五風」では、ナマハゲふれあい太鼓ライブなどのイベントも企画される他、 ナマハゲの壁掛け作り体験などを通して、男鹿半島の歴史や文化に触れることができます。
■男鹿温泉郷
住所:秋田県男鹿市北浦湯本字草木原21-2(男鹿温泉郷協同組合)
電話番号:0185-33-3191
アクセス:東北自動車道 北上J.C.Tを秋田自動車道方面へ
HP:www.e-ogaonsen.com/
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