シンプルな暮らしを実現するために
家族と一緒に暮らしていた家は「モノがとても多かったんですよ」というりつさん。その反動もあってか、「一人暮らしをしたら、シンプルに暮らしたい」という漠然とした憧れがあったそうです。でも、最初から、写真のようにシンプルに暮らせたわけではありませんでした。「最初に一人暮らしをした部屋は押入が2つくらいあったんです。4年ほど住んでいるうちに、その中が満杯。引越がとても大変でした……」と、りつさん。 それでもシンプルに暮らしたいと願い続けたりつさんが出会ったのが、オールアバウトのシンプルライフガイドである金子由紀子さん執筆の本『暮らしのさじ加減―ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活』。「すごくインスピレーションを受けたんですよ。『床にモノを置かない』とか『余白を大事にした方がいい』とか『方向を揃えた方がいい』とか。私は細かく手入れできるタイプではないので、すぐにでも実践できるゆるい感じが良かったです」とのこと。また、「ライフオーガナイザー」という資格に興味を持ち、取得をしたことも、シンプルな部屋作りへの大きなきっかけとなっているそうです。
次のページでは、「『ライフオーガナイザー』って何?」「暮らしにどんなふうに役立つの?」といった疑問にお答えしていきます>>