結婚のお金/新婚生活に必要なお金ってなに?

産休・育休での所得減に備える5つのコツ(2ページ目)

結婚後に出産し、産休・育休の予定があるなら、その期間の所得が減ることを考慮して、対策を練らないといけません。所得減に備えるコツを5つご紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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コツ3:出産前に家計費をスリム化しておく

産休・育休があけ復職となると、時間が足りなくなることも。ストレスなく育児ができるようにしておきたい

産休・育休があけ復職となると、時間が足りなくなることも。ストレスなく育児ができるようにしておきたい

育休中や産休中に赤字家計になりそうな世帯は、出産前に家計の見直しをしておきましょう。ストレスなく子育てができるように、支出額を減らします。

趣味にかかる費用やお小遣いなどは、夫婦で話し合って減らす方向でどうでしょうか?また、固定費の見直しも効果的です。通信費をまとめて契約して費用を減らすのもいいでしょう。古いエアコンや冷蔵庫などを利用しているなら、省エネを考えて買い替えてもいいですね。ただし、保険は安易に見直さないほうがいいかもしれません。必要な保障はカットすればいいでしょうが、子どもが生まれる前ですから慎重に考えたいものです。

また、育児をしやすい環境を作っておくことも大切です。子どもができると物が増えてきます。出産前に不必要なものは処分し、赤ちゃんを迎える部屋として整理をしておくといいでしょう。出産後、赤ちゃんのための部屋を模様替えするなど、お金を使わなくてすみます。

コツ4:予行演習で出産後の生活を実感

出産後の生活をイメージするために、スリム化した家計で予行演習をしてみることも大切です。減る予定の収入分と必要になるであろう子どもの費用は、そのまま貯蓄しておきます。この残りの費用で生活をしてみます。

この予行演習で支出がうまくコントロールできるようになれば、安心して産休・育休生活に入ることができますね。最初からうまくいかない人も多いでしょう。赤ちゃんがいる生活をイメージすると、モチベーションもあがります。

コツ5:子育て支援のお得情報は事前に入手

出産後はとにかく忙しくなります。事前にできることはしっかりと準備しておきましょう。特に、子育て支援などのお得情報は事前に入手しておくと安心です。

復職後の保育園の情報はもちろん、自治体の子育て支援の情報も調べておきましょう。地域によっては、子育て支援クーポンを発行している自治体や商店街などもあります。小さな子どもがいる世帯向けに割引サービスをするお店や会社も増えてきました。地域の子育てマップなどを入手して、お得に便利に子育てできる情報を入手しておきましょう。

産休や育休を経て子育てするママが増えてきました。無理することなく、楽しく育児をして、また働くことができるようにしっかりと環境を整えておきましょう。
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