ホテルより安く! 暮らすようにローマに滞在。アウレリア429
世界の中でもトップレベルの観光都市ローマに はホテルは星の数ほどありますが、今回はホテルとは別カテゴリーに属するAurelia 429 Fine Town Houseを紹介します。このホテルの魅力は2つ! 1つは、ホテルより安価に泊まれること。ローマでは、ホテルのシングルルーム料金は安くても大体50~60ユーロくらいからスタートですが、こちらだと35ユーロからです(時期により変動あり)。 そして、もう1つがローマで「暮らすような」滞在ができること。特に大人数でのグループ旅行にもおすすめです。日本にはあまりないスタイルなので、詳しくご紹介していきましょう!
どの部屋も違う装飾
Aurelia 429は地元の人が暮らす大きな建物の中にあるので、まるで自分もそこに住んでいるかのような、ホテルとは違った親しみやすさが感じられます。6階建ての建物の1階と2階と5階(日本での2、3、6階に相当)に客室である「アパート」が点在します。日本ではアパートといえば建物全体のことを指しますが、イタリア語でアパート(appartamento)というと、建物の中に入っている個々の住居を意味します。
各アパート内にはシングルルームやダブルルームと、共同キッチンが入っています。ちょうどシェアハウスのような感じですが、共用施設はキッチンのみで、各部屋にはトイレとシャワーが完備されているので、シェアハウスよりもプライバシーは保たれます。
チェックインの際に渡される鍵は、地上階の入り口にあるメインのドア用と、アパートの入り口用と、自分の部屋用の3個。同じアパート内に他のお客さんが泊まっていても、自分の部屋は鍵で閉まるので安心です。一人ならばシングルルーム、二人ならダブルルーム、3~4人なら大き目のダブルルームにエクストラベッドと柔軟に対応できる一方、10人くらいのグループでアパートごと借りて、好きに部屋分けするなんてこともできるわけで、ちょっと合宿気分が味わえそうです。
部屋の装飾はすべて違い、どの部屋もかわいくて、とても素敵です。部屋によってはバルコニーがついているものあります。周りは閑静な住宅街です。どの部屋になるかお楽しみ、という感じですね。
もちろんフリーWi-Fiありです。ネットワーク名とパスワードを記した紙片が各アパートに置いてあります。部屋にはエスプレッソマシーン用のコーヒーカプセルが人数分常備してありま す。
暮らす!気分を味わえる共同キッチン
宿泊料金には朝食も含まれています。基本メニューはコーヒー、紅茶、ジュース、クロワッサン、パウンドケーキなど。好きな時間にキッチンに行って、セルフサービスでとるシステム。朝食は常に用意されているので、寝坊しても食べ損ねる心配はありません。トレイも置いてあるので、部屋に運んでセルフ・ルームサービスにすることも可能です。このセルフサービスのシステムが、自分もここに住んでいるかのような雰囲気を演出してくれます。共同キッチンでは、冷蔵庫、エスプレッソマシーン、電子レンジ、湯沸しを自由に使うことができます。共同スペースですので、同じアパートに滞在中の他国の旅行者と行き会うこともあるでしょうから、しばしの国際交流を楽しめそう。24時間開いているので、夜お湯を沸かしてカップ麺を食べることだって可能です。