ピクチャーレールの取り付けリフォームで壁を自在に飾る
ピクチャーレールとは、レールとランナー、ワイヤー、フックがセットになったもので、壁に絵を吊って飾るためのものです。絵だけでなく時計や写真、壁飾りを吊り下げる時にも使え、壁に穴をあけることなく取り付け位置を自在に調節できます。飾るものによって取り付け高さを変えたり、気分で移動させたり、壁面を自分の好きなようにレイアウトできます。ピクチャーレールの取り付けリフォームすれば、壁に絵や写真、時計などを好きな位置に飾ることができる(ピクチャーレールVP-M/タチカワブラインド)
ピクチャーレールを取り付けリフォームする際は、ビスを使って下地にシッカリと止めて下さい。緩むと落下の危険があります。またレールやフックの形状によって、それぞれ耐荷重が違います。吊り下げたいものにあわせて部品を選びましょう。
下地が無い石膏ボードに取り付けたい場合は、石膏クギという細いピンを組み合わせた形状の釘で取り付けることもできますが、ビスに比べて耐力が低いので、既定の耐荷重は保証されません。またドアの上への取り付けは避けましょう。
キレイに飾って便利に片付く! 進化したピクチャーレールでプチリフォーム
ピクチャーレールは、絵や写真を飾るだけでなく、使い方次第でもっと楽しいことが色々とできます。例えば、棚を付けたりフックを活用すれば、子ども部屋の帽子や洋服掛けとして大活躍。引っ掛けるだけなら子どもにもハードルが低いので、お片付けの習慣付けもしやすくなります。子ども部屋の壁にピクチャーレールを取り付けリフォーム。帽子や洋服掛けとしてお片付けの習慣付けにも(ピクチャーレールVP-M/タチカワブラインド)
洗面所にピクチャーレールを取り付けリフォームすれば、いつもの基礎化粧品置き場として便利に使えます。毎日よく使う物はサッと手に取れるようにしておきたいものですが、出しっ放しでは片付きません。そこでピクチャーレールに棚をセットしておけば、キレイに飾って便利に片付く! 壁に固定する棚と違って、スライド可能で部品の入れ替えができるのも嬉しいところです。
洗面所にピクチャーレールを取り付けリフォーム。いつもの基礎化粧品はサッと手に取りたい(ピクチャーレールVP-M/タチカワブラインド)
上のレールの耐荷重は、下地にビスで取り付けた場合は15kgまで。下地が無い石膏ボードやビス穴を残したくない壁には、石膏クギで取り付け可能。その場合の耐荷重は、2.7kgになります。
他にもドアハンドルや取っ手、つまみの交換など、小さなリフォームの工夫でインテリアのセンスアップができるものがたくさんあります。プチリフォームでインテリアを楽しみましょう。
■ドアハンドル・取っ手・つまみの交換リフォームで変身
ポルタ・ロマーナのテーブルランプや、ウィリアム・モリスの椅子の張地など、リフォームの満足度をアゲる、高品質なインテリアアイテムは下記でご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■リフォームの満足度をアゲるインテリアアイテムたち
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