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主婦824名の節水に関する意識調査(2ページ目)

LIXILは、東京都および大阪府に住む、普段から節水を心がけている主婦824名を対象に、節水に関する意識調査を実施。調査結果からは、主婦の節水意識の高さが読み取れます。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド


「節水疲れ」感じている人は3割超

一生懸命に節水を実行することはいいことですが、頑張りすぎると疲れてしまうこともあるようで、全体の30.9%が「節水を行うことに疲れを感じる」と答えています(「たまに疲れる」「とても疲れる」の合計)。その理由は、「結果に表れにくいから(64.7%)」がトップ、「家族の協力がないから(31.4%)」「誰も褒めてくれないから(19.6%)」と続いています。

年代別にみると、「節水を楽しく疲れずに行っている」と回答した人が最も多かったのは50代の主婦。「たまには手を抜いて頑張り過ぎない(44.5%)」「節水箇所を決める(37.1%)」というように、すべてを完璧にしようと思わないことが、疲れずに楽しく節水を続けるコツのようです。

また、節水や節電は家族の協力があって実現できることですが、「夫は節水に協力的か」という質問に対し、全体の66.5%が協力的であると回答。年代別に見てみると、協力的と回答した人が最も多かったのは50代主婦で72.9%、最も少なかったのは40代主婦で61.5%。ご主人の意識の高いと「疲れも感じず楽しく節水できる」ということなのでしょう。

約6割は、節水機器を導入したい

LIXIL

押すだけで湯水の出し止めができ、流量調整も大きなジョグダイヤルを回すだけの水栓。プッシュ操作で簡単に吐水・止水ができるため従来品と比較して、約半分の節水・省エネを実現。[プッシュ水栓]

最近では、節水機能が高まった住宅設備や家電製品が多く出ていますが、全体の60.2%の方は、今後、何らかの節水機器を導入したいと考えているとか。導入したい節水機器のトップは「節水型洗濯機(29.2%)」、以下「節水型トイレ(27.5%)」、「食器洗い機(16.0%)」「節水(節湯)水栓(15.4%)」が続いています。

新築やリフォームで取り入れる、水まわり設備機器の節水機能は日々進化しています。特にトイレの節水性能は高まっており、15年前の標準的なトイレの水量と比較すると3分の1程度のものも。また、従来品より水量を削減できる浴槽や快適な浴び心地のまま節水ができるシャワー、節水・省エネを実現する水栓などみられます。新築やリフォームの際には、デザイン性やお手入れのしやすさなどはもちろん、節水機能に関しても充分に比較して選ぶようにしたいものです。


【詳細情報】 LIXIL 

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