スペイン人デザイナー、マルティ・ギセと初のコラボ
24H SENTENCE MAKER WALL CLOCK φ40cm H5cm \21,000 5月入荷予定 |
マルティ・ギセは自分のことを「ex-designer(デザイナー以外)」と呼んでいます。 1964年、スペイン・バルセロナ生まれ。 バルセロナという地域は、ガウディやダリをはじめとする奇才を生み出す不思議な磁場 を持っているイメージが強いのですが、この人もまたしかり。 といってもギセの作品はどこかとぼけていて親しみやすく、遊び心に溢れてユーモラス。 2000年に発表された「フットボールテープ」は、白黒の六角形をテープ状にしたもので、 ぐるぐるっと丸めるとサッカボールになってしまうのです。 人間の何気ない無意識の行動をあっと驚く愉快な視点で捉えた、ユニークな作品です。
今回アレッシィとのコラボ商品は、ホワイトボードになる時計。 文字盤のところに自由に書き込みができるので、時計全体に絵を描いて装飾したり、 各時間に意味深な言葉を書き入れたりして楽しめます。
言葉をつないで、時間が進むごとに意味が変わっていく時計。
5月入荷予定
こちらはギセの言葉が書かれたタイプ。独特の書体も彼らしい特徴のひとつですね。 時計の中心に書かれた「is」の文字は、長針と短針で言葉を結ぶ役割をしています。 時間と共に新しいメッセージが生まれ、軽快ながらも深い言葉遊びに思わずうーんと唸ってしまいます。
COMMUNICATOR ARROW(メッセージボード付きフルーツホルダー)
φ33cm H30cm \23,100
COMMUNICATOR BALLOONS(メッセージボード付きフルーツホルダー)
φ33cm H28cm \23,100
COMMUNICATOR PLANT(メッセージボード付きデスクオーガナイザー)
φ10cm H22cm \13,650
5月入荷予定
上記は「COMMUNICATORS(コミュニケーター)」というシリーズ。 容器をコミュニケーションツールとして活用することを提案しています。 ステンレススチールのお皿に”矢印”や”吹き出し”をセット。 この部分はホワイトボードになっていて、上記の時計と同様、自由に文字が書き込めるのです。 留守番する子供たちにおやつを載せて、お母さんからメッセージを書き込んだり、 パーティーのテーブルでお客様への歓迎の言葉を伝えるボードとしたり、 お店やレストランなどで料理や商品の説明を添えても楽しい。 喧嘩した夫婦や親子が、面と向かっては言いにくい”ごめんなさい”を伝えられる、 ちょっぴりユーモラスで微笑ましいツールにもなるかもしれません。
ぴょこんと木が生えたような手前の小さなカップは、ペンや事務用品を入れてステーショナリーとして使ったり、 キッチンで細々したツールを収納したり、使い方は本人次第。 木の幹の部分に覚え書きやメッセージなどを付箋で貼り付けることができます。 付箋が増えると木の葉っぱが増えるようで、いつもならわずらわしいはずの付箋が、見た目にも楽しい気分にさせてくれます。
SEED SAFE(種保存機)φ10cm H15cm \4,830
5月入荷予定
上の写真の宇宙人の頭みたいなかたちをした不思議なオブジェは、「種の保存容器」だそうです。 種は人類にとって生存に関わる大切なもの。 お金よりも大事なのではないか、という考えから生まれた、 コンセプチャルな種の貯金箱です。 種を貯蔵することから、生命の大切さの本質を知るためのツール。 種が貯まったら庭に蒔いて育てれば、もっと豊かな人生が送れるかもしれません。
ALESSI SHOP AOYAMA(アレッシィショップ青山)
東京都港区北青山3-2-5
tel 03-5770-3500
11:30~19:30
木曜定休
ALESSI SHOP OSAKA(アレッシィショップ大阪)
大阪市北区茶屋町10-12 NU chayamachi1F
tel 06-6296-1156
11:00~21:00
不定休
http://www.alessi.com/
★最後にお知らせを!ドイツ・ミュンヘンにて、アレッシィの展覧会が開催されます。
La Fabbrica dei sogni-Alessi : Storia e futuro
ドリームファクトリー:アレッシィのこれまでとこれから
2010年5月22日(土)~9月
10:00~18:00(木曜は20:00まで) 月曜休館
会場:Die Neue Sammlug-The International Design Museum Munich,Pinakothek der Moderne
展覧会のキュレーションを務めるのは、イタリアデザイン界の巨匠、アレッサンドロ・メンディーニ (1931年生まれ)。本展は、アレッシィが小規模な金属加工の企業からスタートして、今日では デザインにおける「シンクタンク」と呼ばれるほどの世界企業にまで躍進を遂げた軌跡を追うものです。 また、アレッシィのみならず、多くのデザイン製品をつくる工場が答えを導こうと働きかけている、 ありとあらゆる問題に焦点を当て、製作プロセスの革新性、東洋文化と西洋文化が互いに与える刺激、 そして廃棄物や切れ端などを寄せ集めた再利用や省エネ化と環境負荷の軽減、開発された新技術の導入・・・ といったそれぞれのテーマを、さまざまなデザイナーが課題として取り組み、新プロダクトのデザインを 生みだしました。出品するデザイナーは、カルロ・アレッシィのようなアレッシィの創始者や 2代目のアレッシィ・ファミリー、また1940年代にまで遡って、世に初めて出したオリジナル商品まで 並べられます。そればかりでなく、ロワン&エルナン・ブレック、マルセル・ワンダースといった、 今回アレッシィとの取り組みが初めてとなるデザイナーも参加しています。
尚、展覧会のためにつくられた新製品のプロトタイプは早速製品化が進められ、今年の秋には これまでにない特別なコレクションとして日本でも発売予定です。
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