転職の道が開ける総合職

前回は進化する一般職に求められる働き方の実態をお伝えしました。今回は一般職と比較される総合職の働き方について解説します。
総合職、一般職

総合職は男女関係なく仕事を任され、成果を求められる。


20代半ばの総合職の女性から「総合職で転勤がある。このままだと結婚も出産もできない……」と相談されることがよくあります。解決策としては、転勤のない企業へ総合職で転職する、社内でコース転換し一般職となる、実力をつけ出世してから結婚・出産する、などいくつかの選択肢があると思います。ここで「転職」という選択肢が上位に上がってくるのが、社外でも評価されやすい総合職ならではです。

総合職で採用された場合、企業の業態や配属される部署によって業務内容は異なります。営業以外に人事や経理といった管理部門、理系であれば研究職などさまざまです。文系の場合は、若いうちは現場を経験するという意味で営業に配属され、担当取引先を任されるということが多いでしょう。総合職は将来の幹部候補であるため、さまざまな部署を経験しながら、役職を上げていくコースを用意している企業も多いようです。

総合職で共通することは、男女関係なく仕事での成果を求められるということです。営業であれば目標達成など、売上に貢献をしたかという視点で評価されます。実力を発揮したい、成果を出して評価されたいという人にはおすすめの働き方だといえます。

総合職だからといって転勤するとは限らない

総合職に転勤はつきもののように語られていますが、実は企業内で総合職のすべての人が常に転勤しているとは限りません。企業によってはビジネスを展開している地域が決まっている場合もあれば、専門職や管理部門の業務であれば、一つの部署に長く在籍するという可能性はあります。また転居を伴う転勤をしなくてよい地域限定総合職といったコースを用意する企業も増えてきています。

それでもなお転勤がネックに感じるのであれば、地域の優良企業や中小企業、ベンチャー企業がおすすめです。特に支店や店舗を持たなくても事業が成り立つIT業界などは、転勤だけでなく出勤すらしなくてもよい在宅勤務など、多様な働き方を認める企業も増えています。

また中小企業、ベンチャー企業は、総合職や一般職といった区別をしていない企業がほとんどです。つまり「女性だから」と配慮をされるのではなく、実力で評価されると思っておいたほうがいいでしょう。
総合職、一般職

総合職は実力で評価される。その分やりがいも大きい。


一般職と総合職では入社10年後、身につくキャリアも年収も違ってきます。就活で決めた道がその後のキャリアに影響することは確かです。しかし、企業側も能力とやる気のある女性社員を積極的に活用する戦略に舵を切りつつあるので、本人の頑張り次第で途中での変更ができるようになってきました。

総合職か一般職かを、転勤や残業の有無など条件面だけで選ぶのでなく、社会人として充実した未来をつくるために、身につけるキャリアとライフスタイルの両面から考えて、選択をしてみましょう。



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