青春を織り交ぜながら作られたスポーツ映画
■作品名ビッグウェンズデー
■監督
ジョン・ミリアス
■主演
マイケル・ビンセント ウィリアム・カット ゲイリー・ビジー
■DVD発売元
ワーナー・ブラザーズ
美しいカルフォルニアを舞台に、広くて青い海の上をマットとリロイ、ジャックという3人のマッチョなイケメンサーファーがサーフィンの腕前を見せてくれます。
彼らは、心の底から海を愛しています。その海の最高の波というものがあり、彼らはその波を納得がいくまで何年も待ちます。でも、何年経っても納得がいく波が来ないので、彼らは酒に溺れてしまったり、クラブで喧嘩を繰り返してしまいます。
その度に心優しい娘に慰められて立ち直ります。時はベトナム戦争の真っ最中でもあり、若い彼らは戦争に旅立つ者もいました。結婚をする人もいたりと、彼らの青春を織り交ぜながら作られています。
ついにその最高な波がやってきた時には、実に10年もの歳月が経っていました。そこがこの映画の面白いところで、人間的にも成長した彼らに相応しいビッグウェイブを見事に乗りこなす姿がとても勇ましいのです。
日本では考えられないような大きな円を描く波の迫力に圧倒され、彼らの上手いサーフィンテクニックに釘ずけになります。今にもテレビから波とサーファーが飛び出してきそうな映像がとても面白いスポーツ映画です。