大学生の就職活動/就職活動の選考対策

夏休み中に内定を獲得する就活必勝講座【面接準備編】(2ページ目)

夏休み中にアプローチする企業が決まったら今度はいよいよ面接の準備をすることになる。しかし今までの就活で面接がなかなか通りづらかった人も多いだろうし、まだ就活を続けていることや内定が出てないことをどう企業に説明したらよいかという悩みもあるだろう。今回は就活後半戦での面接の準備について解説する。

小寺 良二

執筆者:小寺 良二

ライフキャリアガイド


社会は必ずあなたのことを必要としています!

今回を含め過去3回の記事では「夏休み中に内定を獲得する就活必勝講座」を「振り返り編」、「企業選び編」、「面接準備編」と分けてお伝えしてきたが、少しでも就活再スタートのモチベーションを上げるきっかけになっただろうか。

私はこの時期に就活を失敗して自信をなくした学生にはよく、家の近くの「職業安定所」(ハローワーク)に行くことを勧める。前回の記事で紹介した若者向けのものではなく、各地域にある普通のハローワークだ。

感想を聞くとだいたい「年齢が高い方(40代~60代)がとても多かったです」というコメントが返ってくる。きっとどこのハローワークも20代よりも圧倒的に40代~60代の利用者が多いだろう。

そして「もしあなたが企業の採用担当者で、同じ未経験者を採用するとしたら誰を採用する?」と聞くと、「……、若い方をまず採用すると思います」とだいたいの学生は答える。

もしかすると新卒の就職活動で回りは学生ばかりなので気づかないかもしれないが、実は大学を卒業する前の20代前半という「年齢が若い」というだけでも、企業にとっては大きなメリットなのだ。だから就職難と言われていても新卒の求人倍率は未だに1.28(100人の学生に対して128社分の求人がある)という学生にとって有利な状況だ。

どんなに涙しても一緒に笑える時が来るのを知っているから学生を支えることが出来る

どんなに涙しても一緒に笑える時が来るのを知っているから学生を支えることができる

それでももし、あなたが「キミを採用したい!」と言ってくれる企業と出会えてなかったら、それはあなたに能力がないわけではなく、そんなあなたを必要としてくれている企業と「出会おうとしてこなかった」だけだと私は思う。

企業は若者の力を必要としています。そしてあなたが少しでも興味を持って選考を受けてみようと、出会いの一歩を踏み出してくれるのを心から待っています。

諦めなければ、必ずあなたを待っている企業と巡り会えるはずです。一緒に頑張りましょう。応援しています。

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