夏のコース料理
パン(ローズマリーのフォッカッチャとバゲット)は木の手桶に入って登場。
・魚の前菜
仮屋産真ダコのソップレッサータ
また、添えられている自家製ドライトマトと胡瓜のマリネも全て地の食材を使ってあり、混じり物なしのピュア100%淡路テロワール。ブラーヴォ!
・温かい前菜
仮屋産目板ガレイとトウモロコシのフリット
フリットの驚くほど軽やかな食感の中に、地元産の目板ガレイの旨味と柔らかな身質が潜み、そして同じく地元産のトウモロコシが弾けるような甘味を加味する多層的な仕上がりとなっています。
添えられている淡路産の藻塩も円やかなテイストなので繊細なフリットにもよく合いますし、籠の器も涼しげで風情たっぷりで、こういう和のセンスも実に楽しいです。
・スープ
淡路産の人参を使ったスープ
口に含むと人参のピュアな甘味がふわっと拡がるテイストで、何とも優しい味わいです。シェフの地元野菜に対する愛情が伝わるような、そんな仕上がりでした。
・手打ち麺
仮屋産川津エビとモロヘイヤのキタッラ カラスミがけ
そして地元のタマネギのピュレを練り込んだキタッラのシコシコもっちりな弾力も見事ですが、同じく地元産の川津エビがとにかく甘い! 小ぶりの海老でここまで美味しいのは初めての経験でしたね。
さらにモロヘイヤもねっとりとした食感と独特の風味がピッタリの相性ですし、カラスミは味的にも見た目的にも素敵なアクセントに。
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