豊富なシーンモード+フィルターでクリエイティブな撮影をサポート
モードダイヤルは手前の「簡単撮影ゾーン」と一般的なP/Av/Tv/M(プログラムAE/絞り優先/シャッター速度優先/マニュアル)の「応用撮影ゾーン」に分かれている
シーンインテリジェントオートでは設定できる機能も最小限に限定されるので、すぐに使いこなせる
X7には、まったくのカメラ初心者でもシャッターを押すだけで被写体や撮影シーンに合わせて最適な設定を行ってくれる「シーンインテリジェントオート」が搭載されていますが、撮影技術に自信はないけれどもっとクリエイティブな写真を撮りたい! そんなユーザーの願いをかなえる機能が数多く搭載されています。
スペシャルシーンモードの設定画面。ファミリーユースのキッズ/料理/キャンドルライトと、少し凝った撮影が可能な夜景ポートレート/手持ち夜景/HDR逆光補正の計6種類
まずひとつがシーンモードです。ポートレートや風景、クローズアップ、スポーツの撮影シーンはモードダイヤル切り替えで簡単に設定できるほか、スペシャルシーンモード(SCN)では6種類の撮影モードを内蔵(キッズ/料理/キャンドルライト/夜景ポートレート/手持ち夜景/HDR逆光補正)。撮影意図に合わせて最適な設定で撮影できます。
クリエイティブオートの設定画面。タッチ操作で簡単に設定できる
そしてもうひとつがクリエイティブオート(CA)です。被写界深度や露出補正などの専門用語は使わず、「背景をぼかす/くっきり」「明るく/暗く」など、誰もが直感的に理解できる言葉で設定できます。またさらに細かな設定が可能な「表現セレクト機能」も備えています。
ピクチャースタイルの設定画面。詳細設定でより細かな設定が行える
もっと手を加えるなら油彩/水彩風やジオラマ風、魚眼風など7種類の静止画用フィルター+ジオラマ風動画の計8種類を内蔵したクリエイティブフィルター。より複雑で微妙な設定を行うならピクチャースタイルもお勧めです。
またクリエイティブオートやクリエイティブフィルターを使用時、仕上がりをライブビューで確認しながら撮影できることも見逃せないポイントです。
クリエイティブフィルターやピクチャースタイルなどの画質や作例については
「キヤノン EOS Kiss X7 実写画像」を参考にしてください。
タッチパネル液晶で操作もスムーズ
そしてクリエイティブな撮影を操作面からサポ
露出補正もタッチパネル液晶で設定可能
ートしてくれる装備がタッチパネル液晶です。スマートフォンと同じ静電容量方式を採用し、撮影時はピントを合わせたい位置の切り替えやタッチシャッター、絞り値やシャッター速度のコントロール、再生時には2本指での拡大・縮小やなめらかな画像送りなど、さまざまな機能をタッチ操作でコントロールできます。
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