気軽に使える高性能な一眼レフを徹底的に追求
とても薄くコンパクトに仕上げられたグリップだが、手にしっくり馴染みホールディング性は十分
内蔵ストロボはガイドナンバー約9.4。かなり高めにポップアップするので、フード装着時や望遠ズーム使用時でも影が出にくい
「子どもを撮る」というファミリーユーザーのニーズに応えるためには、シャッターチャンスに強く、動き回る被写体もしっかり捉えられる性能が求められています。さらに高画質や動画機能の搭載などを突き詰めていくと、やはり一眼レフがベストセレクトになるのですが、「大きくて重い」「操作が難しくて使いづらい」というデメリットは避けられませんでした。
記録メディアはSDカードを採用。64GB以上のSDXCカードと、高速なUHS-I規格にも対応
ところがこのX7は、そんな一眼レフのステレオイメージを完全に打ち破り、サイズではミラーレス一眼や高倍率ズームコンパクト、性能や機能面では兄弟機のX7iを含めたエントリークラス一眼レフがライバルという、スーパーな一眼レフに仕上がっているのです。
こんな人にお勧めです!
ダブルズームキットに付属の「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS II」。標準ズームとの組み合わせで19mm-400mmの画角(35mm判換算)をカバー
カタログやコマーシャルを見る限り、このX7のメインターゲットは子どもを撮影したいファミリー層ですが、その究極のコンパクトサイズは荷物を極力減らしたい登山やトレッキング、気軽なストリートスナップ撮影など、さまざまな撮影シチュエーションも思い浮かびます。
Canon EOS Kiss X7・EF-S18-55mm IS STM レンズキットの内容
またフルハイビジョンによる動画機能もかなり進化しており、ビデオカメラ代わりにこのX7を活用する人も増えてくるでしょう。一眼レフならではの高画質と高機能を、できるだけコンパクトなサイズで手に入れたい! そんな人にピッタリの、エントリークラスという枠を超えたデジタル一眼レフなのです。
【関連記事】
キヤノン EOS Kiss X7 実写画像
【関連サイト】
キヤノン EOS Kiss X7