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カラーバリエーションはホワイト、シルバー、ブラック、オレンジの4色。写真のホワイトかオレンジが斬新なカラーでインパクトがある

 

基本に戻った小さなミラーレス

一眼レフからミラーを取り外して、交換レンズ式カメラをコンパクトに、さらにセンサーサイズを小型化することで交換レンズも小さくすること。それがパナソニックとオリンパスが提案したデジタル時代に即したフォーサーズという規格です。しかし、ここにちょっとした誤算がありました。フォーサーズカメラの製品化が遅れたために、一眼レフの小型軽量化が進み、いざフタを開けてみるとフォーサーズはそんなに小さくないという現象が起こったのです。さらに他社から別のセンサーサイズのミラーレスが次々と発売され、ミラーレスは戦国時代を迎えました。フォーサーズ陣営は新たにマイクロフォーサーズと呼ぶさらに小さなマウント規格を発表。センサーサイズは変わりませんが、これによりボディとレンズの小型化を図りました。こうしてミラーレスの中にもフルサイズ、APS-Cサイズ、フォーサーズ、1型と様々なセンサーサイズが登場してユーザーに混乱を招きました。一般的にボディが大柄になるほど、高画質で高級機という傾向があります。

その常識を打ち破ったのがパナソニック「LUMIX DMC-GM1」です。ボディサイズは幅約98.5×高さ54.9×奥行き30.4mm、ズームレンズ付きで約274gとコンデジと同等のサイズを実現。そのために技術力を結集してメイン基板からシャッターの構造までを徹底的に見直して、大幅な改良を実行、軽量で剛性の高いマグネシウム合金のシャーシに収めました。「GM1」が目指したのは小さな高級機、つまり小さくすることにお金のかかったカメラです。カメラは持ちやすい範囲で小さくて軽い方が便利なので、「GM1」が欲しいという人は沢山いるはずです。LUMIXには高精細EVFを内蔵した「GX7」という高級機が存在します。新型センサーと新型画像処理エンジンの搭載でマイクロフォーサーズ最高の画質を追求したモデルです。「GM1」はそれと同等の16M Live MOSセンサーと画像処理エンジンを搭載しました。最高ISO感度は25600まで使えます。高速なAFを搭載して、3型液晶モニターはタッチパネルです。22種類のデジタルフィルターも使えます。またWi-Fi接続にも対応します。

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液晶はタッチパネルで、操作系はコンデジ譲りなので、ビギナーでも迷わず操作できるだろう。スマホ感覚の操作にも対応。

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専用に開発されたキットレンズは24-64mmF3.5-5.6と広角24mmが使える本格派。望遠側はちょっと心許ないが、手ぶれ補正機能を内蔵して収納時は高さ24mm、重さ約70gのスペックは驚異的だ。


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