自動車保険加入者インタビュー【代理店派】(2ページ目)

代理店型自動車保険のメリット・デメリットは？

お二人のお話を伺うと、気軽にいろいろと聞きやすい、手続きから車のメンテナンスまでワンストップで便利、などが挙がりました。つまりは「気軽で手間要らず」が代理店型のメリットと整理できそうです。

デメリットは「保険料が高い」ということでしたが、それを十分吸収できる利便性や安心感があるということで、お二人とも納得済み。自分の基準に見合った付加価値を得ている「よい買い物」をしているお二人です。

ダイレクト型自動車保険に切り替える予定は？

代理店派であるMさんは、
  「ダイレクト型自動車保険に不安はないので、切り替えることに抵抗はありません。きっかけがないだけですね。話しやすい、家族が知っているというのは属人的なことだけではなく、会社のことを知っている、オペレーターが話しやすいということも含みます」

とのこと。

Mさんにとってダイレクト型自動車保険は、ダイレクトだからこそコールセンターのレベルは高いという認識があり、対応力に不安はないそうです。一方Sさんにとっては、日頃知っている人がいつも対応してくれることが絶対条件なので、ダイレクト型に切り替える考えはまったくありませんでした。
 

保険会社に一言！

Sさん：「25年間、一回も事故で使ったことがないのでもっと還元してほしい」
Mさん：「大きな事故をしたことがないので、もしもの時は本当に大丈夫なのかもっと知りたい」
  Sさんの場合は割引等級も最上級で“高止まり”です。多少の割引はあるものの、さすがに四半世紀もの間、一度も保険を使わないと「還元して」と言いたくもなるでしょう。保険会社の理屈で言えば、その年々のリスク全体で保険料を計算しているので不平等ではないということにはなりますが、消費者の気持ちとしてはこういった要望が出るのもうなずけます。

等級制度の改定により保険を使った人へのペナルティが重くなりましたが、25年間一度も保険を使ったことがないSさんも同様にその対象となるのは納得がいかないのでしょう。「長期無事故特別割引」「長期無事故者等級据え置き制度」などを設置すると納得感がでるのではないか、とガイドは思います。　

 

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