自然の宝がいっぱいの佐渡を満喫しよう!
今回の行き先は【新潟】
自然の宝がいっぱいの佐渡を満喫しよう!
江戸時代、徳川幕府の庇護の元に発展した佐渡金山や特別天然記念物のトキ、美しい海が創り出した絶景など、まさに自然の宝がいっぱい詰まった島です。
今回は、そんな自然の宝を満喫できる佐渡の見所をご紹介しましょう。一つの島の中にたくさんの見所がありますので、ゆっくりとした時間を過ごすのにぴったりですよ。
日本海で一番大きな島、佐渡
佐渡(Yahoo! 地図情報)は、新潟県の日本海に浮かぶ島。中央がくびれた独特の形をしています。面積だけで言うと日本で一番小さい香川県の約半分を占める大きさで、これは日本海に浮かぶ島の中では一番大きな島です。島を一周すると260kmほどあり、これは東京から浜松までの距離とほぼ同じくらいにあたります。
佐渡へ向かうには、新潟、直江津、寺泊より佐渡汽船のフェリー、高速船、ジェットフォイルを利用します。
新潟からのジェットフォイルで1時間5分、フェリーで2時間半、寺泊からの高速船で1時間15分と、短い時間の船旅で佐渡に行くことが可能です。
新潟から両津へのルートが一番運航本数も多いので、都合にあわせて便利に移動できますね。
美しい朱色の羽根を持つトキに会いに行こう
自然の宝が満載の佐渡、まず最初に訪ねたいのは、特別天然記念物のトキがいる風景。「ニッポニア・ニッポン」という学名がついていることでも知られていますが、乱獲などにより世界的に数が激減していて、現在では日本と中国にしか生息していない貴重な鳥です。
佐渡はトキの生息地の一つで、数が激減した後に設けられたトキ保護センターにて、人工繁殖により少しずつ数を増やしており、将来はトキが野生で暮らしていけるように慎重に進められています。
佐渡トキ保護センターは、新穂(にいぼ)地区にある佐渡市トキの森公園の中にあって、トキ資料展示館の中にある観察回廊から、トキ保護センター内にあるトキが暮らすケージを遠くから見学可能です。
観察回廊からトキが暮らすケージまでは距離が離れているので、トキの姿は置かれている双眼鏡を通して見る形になります。カメラを望遠モードにして写真撮影することも可能ですが、フラッシュは厳禁なので撮影時には十分注意しましょう。
続いては、佐渡でしか体験することができない貴重なものをご紹介しましょう。次ページに続きます。