男と女で違うトイレリフォーム!
0.4坪、0.5坪、0.75坪?面積チェックと便器の長さチェック
リフォーム前に、まずはトイレの広さを確認しましょう。トイレの広さはだいたい0.4坪、0.5坪、0.75坪の3種類です。0.4坪はマンションや戸建ての2階、階段下の小さなトイレに多く、0.5坪は標準サイズ、0.75坪はゆったりめトイレです。下記にそれぞれのトイレのおおよその寸法をご紹介します。0.4坪のトイレの内法は、77cm×1m20cm程度。マンションや一戸建ての2階、階段下の小さなトイレに多い。
0.5坪のトイレの内法は、77cm×1m68cm程度。1畳分の大きさで標準的な広さ。
0.75坪のトイレの内法は、1m20cm×1m68cm程度。手洗いカウンターや収納が充実できる。(上記全てTOTO)
次はタンクを含めた便器の総長さのチェックです。便器のフチから壁までの距離は50cm以上は確保しましょう。便器の長さは65cm~83cm程度ですが、タンク付きは長くなります。タンクレスの一体型なら、大型便器でも総長さは65cm~70cm程度。0.4坪のトイレでも比較的ゆったりします。
大型サイズのゆったり便器でありながら全体の長さは約68cmとコンパクトな一体型。便器のフチから壁までの距離は50cm以上は確保して。(ネオレストD/TOTO)
男と女で違うトイレリフォーム!
アクセサリー、手すり、手洗い器、収納でますます狭くなる
トイレには紙巻器やタオル掛けのような壁付けのアクセサリー、手すり、手洗い器、収納などを取り付ける必要があり、ぎりぎりの面積では狭くて使い難いトイレになってしまいます。掃除がしやすく、老後も安心して使えるトイレになるよう、面積には余裕を持たせておきましょう。総長さ65cmの最小サイズならアクセサリーを付けても余裕がある。(サティスリトイレ/LIXIL)
老後も安心なトイレにするリフォームは下記で詳しくご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■トイレが肝心! 老後が楽になるリフォーム
また狭いトイレでも飾り棚や収納棚が作れる!壁の厚みを利用する収納を取り付けたリフォーム実例は下記でご紹介しています。
■トイレを楽しく! 壁内本棚リフォーム
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