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厚み45mm! カロッツェリアの超薄型サブウーファー(3ページ目)

クルマの中で、より良い音で音楽を楽しむのに、サブウーファーによる低音の追加はひとつの効果的な手段。カロッツェリアが新発売したTS-WH1000Aなら、場所をとらず手軽にサブウーファーの追加が可能だ。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

同時発表のメインスピーカーにも注目

試聴したデモカーには、TS-V172A(6万3000円)というセパレート2ウェイスピーカーが装着されていた。TS-WH1000Aと同時に発表された、このVシリーズと、よりリーズナブルなCシリーズ(2万8350円~2万9400円)も、なかなか良質なスピーカーなので紹介しておく。
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TS-V172AはRSスピーカーの技術を数多く投入


まずTS-V172A。対応車種なら、純正スピーカーと手軽に入れ替えられるカスタムフィット・タイプで、17センチウーファー+トゥイーターのセパレート2ウェイ構成。カロッツェリアにはRSシリーズという2ウェイで29万4000円というフラッグシップスピーカーがあるが、ウーファーの振動板やウーファーフレームの形状、トゥイーターの方式など、多くの部分にRSシリーズの技術が盛り込まれている。

音もRSシリーズ直系というイメージ。高解像度&ワイドレンジで、レスポンスも良好。音楽信号のすべてを音として伝えようという姿勢が感じられるのは、まさにRSシリーズと同じだ。

よりリーズナブルなCシリーズもある

Cシリーズはウーファーのサイズが17/16/10センチの3サイズあり。こちらもウーファー+トゥイーターのセパレート2ウェイ方式だ。トゥイーターは2.9センチという大口径のバランスドーム型で、ウーファーはアラミドファイバーと紙の2層コーンを採用。ウーファーのフレームはRSシリーズやVシリーズ同様の6本V字リブ構造だ。
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Cシリーズの17センチタイプ、TS-C1720A(29,400円)


こちらはVシリーズの正確な音とは異なり、エネルギッシュでより音楽性を感じる音だ。ハイファイ再生を求めるならVシリーズ、音楽を楽しく聞きたいならCシリーズといったところか。いずれにせよ、TS-WH1000Aのようなパワードサブウーファーを追加したら、フロントスピーカーも同時に交換すれば、よりクオリティが高い音で音楽が楽しめるようになる。ましてやサイバーナビを始め、今年出たカーナビは、昨年モデルに比べてことごとく音質が高まっているので、スピーカーを替えることで、カーナビ高音質化の恩恵を受けられる。予算に余裕があるなら、ぜひスピーカーの交換も考えたい。

カロッツェリア
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