温泉/関東の温泉

日進舘で万座温泉の名湯を満喫!(2ページ目)

日進舘は万座温泉を代表する宿です。多数の浴場で万座温泉の名湯をかけ流しで使用しており、宿の中で存分に湯めぐりして、温泉三昧が可能。日帰り入浴も宿泊も、いつも盛況で、温泉好きに根強く支持されている事が分かる宿です。平成19年末には新館の宿泊棟「湯房館」が、宿泊者専用浴場「万天の湯」に隣接してオープンし、和洋室で快適に滞在する事が出来るようになりました。今回は、万座温泉日進舘を紹介します。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド


日進舘で温泉満喫

宿泊者専用浴場「万天の湯」

宿泊者専用浴場「万天の湯」は、洗い場が別室になっており、落ち着いて浸かる事が出来る


大浴場「長寿の湯」の苦湯(右側)

大浴場「長寿の湯」の苦湯(右側)は高温の源泉を非加水で冷ました源泉100%の貴重な湯

日進舘の温泉浴場は、小さな露天風呂の付いた大浴場「長寿の湯」と、離れた場所にある露天風呂「極楽湯」の二箇所がメインで、この二箇所は日帰り入浴も可能です。万座温泉の源泉は熱いので、多少加水して温度調節するのが普通ですが、「長寿の湯」の苦湯と呼ばれる浴槽だけは、高温の源泉を非加水で冷ました源泉100%の貴重な湯なので、この浴槽に人気が集中する傾向があります。実際、他の浴槽より一段と濃厚な感じがして、一度浸かると気分が良くて止められなくなってしまいます。

前ページに写真を掲載した露天風呂「極楽湯」は白濁の湯で、すべすべ感もあるので、非常にミルキーと感じる湯です。万座の大自然を望む展望露天風呂なので、多少雨が降っていても、一度は浸かりたい湯です。

宿泊者専用浴場「万天の湯」は、平成19年末にオープンした新館宿泊棟「湯房館」のさらに奥にあり、日帰りでは入浴出来ないので、宿泊してすぐに行きました。風呂場の手前に洗い場が別室になってあり、浴槽はその奥に、大きめな物が一つある造りでした。

日帰り可能な大浴場「長寿の湯」は常時人気で混雑していますし、比較的小さな湯船が多数ある感じなので、こちらは大きな湯船を一つにしたのだと思いました。「万天の湯」は奥まった所にあるのに、シャワーが多数あるせいか宿泊客に結構人気があるので、到着して直ぐに、空いている時間帯に満喫しておくのがお勧めです。

この他に、宿泊者専用浴場の小さな貸切風呂「円満の湯」もあります。

次ページで、日進舘の部屋をご紹介します。
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