幼児期にどれくらいお金をかけるべきか

勉強する女の子

幼児教育、何歳から始める?

2013年7月の参議院選挙で圧勝した自民党は、「3歳~5歳児の幼児教育の段階的無償化」を公約として掲げています(詳細は「幼稚園が2014年度から第2子半額、第3子以降無料へ」)。しかし、もし幼稚園や保育園の費用がかからなくなったからといって、その分を習い事に充当してしまっては、教育費の総額は変わりません。

公約通り行われたとしても、その前に考えておきたいことがあります。それは、「幼児期に一体どのくらいお金をかけたいのか。かけてよいのか」ということです。お金のかけ方について考える際、重要なのは「親の価値観」と「優先順位」をはっきりさせることです。今回は、それらを導くポイントをお話ししたいと思います。

本当に習い事は早ければ早いほどいいの?

最近は、幼児向け学習塾や英語塾などがこぞって「早ければ早いほど効果的!」と謳った広告を出しています。特に、楽器などの音楽教育や英語教育などが代表的でしょう。

ガイドは教育の専門家ではないので、「早いほうがいいのか」という是非についてはコメントできかねますが、広告やまわりのお友達に流され、心の中で疑問に思いながらも高い授業料を払って通っている人には、少し危惧しています。もし少しでも「本当に意味あるのかな」と思っているのであれば、いろいろな視点から考えて、「価値観」と「優先順位」をはっきりさせてみませんか?

幼児教育について考える上でのポイント6つ

もし幼児期に習わせたいものができたら、以下の6つのポイントに沿ってその必要性を考えてみるとよいと思います。

1. 習わせようと思ったきっかけ
どうしてその習い事を知ったのか振り返ってみましょう。友達が通わせるから?雑誌に載っていたから?それとも自分で以前から決めていたから?

2. 習ったことによって子どもにどうなって欲しい?

たとえば、「英語で苦労しないで欲しい」「小学受験が少しでも楽になるように、早めに基礎学力をつけておきたい」など。

3. 体験などで子どもは楽しそうだった?
子どもがイキイキと楽しそうに取り組めているかも重要です。

4. 習い事でなければ無理なもの?
テキストなどを活用して家庭内学習ができるもの?それとも、水泳や体操など、外部でないとできないもの?

5. 専門家のデータも見てみよう

どうしても進ませたい分野がある場合は、専門家の分析データなども見るといいでしょう。

6. 習い事を始めることによる生活への影響は?
親子のコミュニケーションの幅が広がる、孤独な子育てから少しでも解放される、ママ友ができるといった良い影響もあれば、お金がかかり貯金できない、宿題などが多く親子ともに負担が多い、などの悪い影響もあるでしょう。

こうしたポイントを親自身が考えることで、その習い事に対する自分の価値観を確認することができ、自然と優先順位が分かってくるかと思います。

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