ここでは、最近のデザイン性の高いシャワーについて、その特徴や傾向をみていきましょう。
シャワー形状の種類
霧状のシャワーを浴びられるシャワーパネル。エコ性能に優れる。[シャワーパネル アクアネオ] LIXIL
ハンドシャワーとは、水栓金具部分(蛇口などがある部分)から、ホースなどで接続されているシャワーヘッド部分までを、自由に動かして使用できるもの。日本では、一般的なバスルームに設置されているタイプです。フックを壁に設置し、ハンドシャワーを固定して使うことも。最近、増えてきたのが、フックをスライドさせ好みの位置にセットすることができるバータイプ。シンプルなデザインが魅力でしょう。
固定シャワーは、壁もしくは天井にシャワーヘッドが固定されたもののこと。海外のホテルなどで設置されていることが多いタイプです。円形や方形のシャワーヘッドが単体で固定されているものだけでなく、シャワーバーやシャワーシステムなどと呼ばれ、管状やプレート状、アーム状ののものから水流がでるタイプもあります。ハンドシャワーと固定シャワーが組み合わされた商品もあります。
国産だけでなく、海外メーカーのものには、独特のデザインの商品もあり、空間デザインのアクセントとなるような商品もみられます。
天井から降ってくるようなシャワーも
オーバーヘッドシャワーは量感が感じられる吐水。ボディーシャワーは、広範囲に心地よい刺激が感じられる。[エアインシャワーバー コンテンポラリシリーズ] TOTO
その他、バーから水流が横に出るシャワー機能を持たせたタイプも。シンプルなバータイプのシャワーと、天井付けのシャワーヘッドをコーディネートできるシリーズもみられます。
次ページでは、システムバスのシャワーをみていきます。