手軽にネットで地方の金融機関に預金

気がついたら利息で預金が増えていた。そんな夢のような経験がある人は、50代以上に限られているはず。
 
名前も楽しい地銀のネット支店に注目です

名前も楽しい地銀のネット支店に注目です


昭和55年の郵便局(現ゆうちょ銀行)の利息を見てみると、通常貯金の利息ですら4.56%、3年以上の定額貯金にいたっては8.00%(9年で元本が倍!!)。クラクラするような高金利が実在していました。

対して、今の金利はどうでしょうか。メガバンクの定期預金は10年ものでさえ金利は0.002%。単純に比較すると、下落率は4000分の1という天文学的数値となります。

そんな中、注目したいのが地方の銀行や信用金庫の、とくにインターネット支店です。もちろん、一昔前の高金利には遠く及びませんが、今もっともお得な預金金利をコンスタントに実現しています。具体的に紹介してみましょう。
 

高金利で注目したい「1年もの定期預金」の例

 ○豊田信用金庫・とよしんインターネット支店
「とよしんほくほく定期預金」
・金利/0.22%・単利型
・預入金額/50万円以上1円単位
・申込は2021年3月31日まで
 
○愛媛銀行・四国八十八カ所支店
「100万円限定だんだん定期」
・金利/0.27%・半年複利型
・預入金額/100万円のみ(1人1口限り)
・金利は2021年2月20日現在
 
○香川銀行・セルフうどん支店
「超金利トッピング定期預金」
・金利/0.20%・単利型
・預入金額/10万円以上1円単位で1人100万円まで
・金利は2021年2月20日現在

○大阪シティ信用金庫
「シティ信金パーソナルダイレクト定期預金」
・金利/0.25%(スーパー定期店頭表示金利+0.24%)
・預入金額/10万円以上1円単位1000万円未満
・金利は2021年2月20日現在
(※)表示金利はすべて税引き前

これら金利はメガバンクの定期預金の100~135倍。また一時、高金利として注目されたネット専業銀行の多くが定期預金の1年もので0.10%程度ですから、その点でも有利さがわかるはずです。
 

ユニークな商品による独自性も魅力

地銀や信用金庫で目を引くのは、愛着がわくユニークなインターネット支店名。大光銀行「えちご大花火支店」、トマト銀行「ももたろう支店」、大阪商工信用金庫「まいどおおきに支店」など、地元の特産や土地柄を連想させる楽しいものになっています。しかし、ユニークなのはネーミングだけではありません。商品もまた独自色を出したものが少なくないのです。

城南信用金庫が年2回募集している懸賞金付き定期預金「スーパードリーム」(1口10万円、1年もの)は、なかでももっとも人気の高い商品かもしれません。抽せんで現金や商品が当たるというもので、第53回(募集期間は2021年3月31日まで)では、ドリーム大賞が最高100万円(10本)。その他、各等(1~4等)では現金(10万円が500本など)、被災地復興応援グルメギフト(5万本)、新潟コシヒカリ5kg(1万本)などが当たります。

また、プロ野球チームやJリーグクラブを対象に、地元の金融機関が募集するスポーツ応援型の定期預金も注目です。勝利数や優勝達成などの成績に応じて金利がアップするという仕組み。応援するチーム、クラブが勝ち、貯蓄も増えるというダブルの喜びが味わえます。

例えば、広島銀行の「〈ひろぎん〉カープを応援しよう!定期預金」。預入期間は1年で、預入額は10万円以上500万円以下。広島カープがリーグ優勝ならスーパー定期、スーパー定期300の金利に+0.05%、リーグ優勝を逃してもクライマックスシリーズ進出で+0.025%。さらに10万円ごとに1口の抽選権を付与し、抽選で観戦チケットやカープ選手サイン入りレプリカユニフォームなどが当たります。取扱期間は2021年3月1日~6月30日。

ともあれ、利用する金融機関は利便性から「なじみのところ」という人が多いはず。しかし、全国どこの地方銀行、信用金庫でも、そのほとんどがインターネットで口座管理ができ、入出金は提携している全国の金融機関やコンビニ等のATMで可能です。したがって、全国規模で、高金利商品やユニークな定期預金を探すことが、今の時代、得する貯蓄の第一歩だともいえるのです。

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