定期的な貯蓄をしている人は、女性の方が多い……1P目
貯蓄額を知らない人も女性の方が多い!? ……1P目
夫との会話で、持続可能な家計を目指そう!……2P目
定期的な貯蓄をしている人は、女性の方が多い
私は貯めているつもりだけど、このままでいいのかな?
20代~30代でも、老後のために貯めている人が多い点は、堅実で素晴らしいと思います。ガイド平野のところに相談にいらっしゃる若い世代の方も、「老後が心配」と言う方が多いので、早くから意識して貯めている人が多いのだろうと思います。「生活予備費」については、将来のための貯蓄はキープしつつ急な出費用に備えるならいいのですが、中には「生活費が足りない都度、頻繁に引き出す」人もいるようです。その場合は、他の目的用の貯蓄もできていないケースが多く、結果的に貯蓄が増えていないので、根本的に家計を見直す必要があります。また、住宅や車など、その目的だけに貯蓄をする人も見かけますが、人生全体を見渡した貯蓄を心がけてほしいと思います。
●「4つの口座」で貯まる!家計管理術
貯蓄額を知らない人も女性の方が多い!?
女性は堅実派が多いという印象の一方で、現在の貯蓄(資産)額について「わからない」と回答した女性が、14.3%いることも分かりました。貯蓄(資産)額
共働き夫婦の場合、「生活費など共通する項目を分担して支出し、後は自由」「お互いの収入については、あまり触れない」という方もいるようです。その場合は、夫(世帯全体)の貯蓄額は分からない、ということになるのでしょう。また、専業主婦の場合、「夫から毎月の生活費を渡されて、その中でやりくりをしているので、夫の収入全体については知らない」という方も多いようです。毎月のやりくりで妻自身が貯蓄をしていたとしても、夫がどれくらい貯めているのか分からない、という話もよく耳にします。
たった一度の人生、途中で貯蓄が尽きないような計画を!
お互いに「相手が持っている(貯めている)だろう」「何とかなるだろう」と思っている人は、いざ、住宅購入や子どもの進学、老後などでお金が必要な際、「思っていたより貯蓄がない!」ということになりかねません。万が一、途中で貯蓄が尽きてしまったら、家族が安心して暮らしていくことができなくなってしまいます。
>>夫との会話で、持続可能な家計を目指そう!