伝統と最新映像が融合
着物、金魚、プロジェクションマッピングで描く『キモノリウム』〈NEW〉
京友禅を水槽に埋め込み着物柄を投影した『キモノリウム』
京の伝統工芸品の一つである”京友禅”の最高峰の着物を水槽に埋め込み、そこにプロジェクションマッピングで着物柄を投影。変化する着物の柄の上を生きた金魚が優美に泳ぐことではじめて完成する作品が『キモノリウム』です。きものアルチザン京都が作り上げた着物は、柔らかな流水紋と多数散らした水泡で水の中の景色を表現しています。
玉砂利の上には、着物好きの憧れの店でありオーダーメイドの草履で有名な祇園の老舗、ない藤の草履が揃えられています。
草履は現実世界と非現実の世界を行き来する為の役割を担っているのだとか。金魚をイメージしたという赤と白の鼻緒が粋で、キモノリウムと一緒にいまにも歩きだしそうな雰囲気です。
アロマは北山杉や吉野ヒノキなどウッディーな香りの奥に繊細さと艶やかさが感じられます。そして、空間がナイトアクアリウムに切り替わる19:00からは、ドリンクを片手に作品を楽しめます。同じ空間にあるバーカウンターでは、日本酒ファンから絶大な人気を誇る純米大吟醸『獺祭(だっさい)』や『モヒート』、オリジナルの『金魚カクテル』が用意されています。
日本の四季を本物の錦鯉が泳ぐ
『水中四季絵巻』
四季の移り変わりが見事に表現された『水中四季絵巻』
プロジェクションマッピングにより投影された美しい日本の四季の中を本物の錦鯉が泳ぐ全長8mの大作が『水中四季絵巻』です。水槽に表現された日本庭園には、空から雨が降ったり稲妻が走ったり。池に映る景色までもが再現され、どこかで体験したような懐かしい気持ちになります。空間には、吉野ヒノキや高野槇の凛としたみずみずしく涼しげな香りが漂います。
次のページでは光のマジックによりどユニークな見え方を楽しめる『ギヤマンリウム』『新江戸金魚飾』のほか、 『金魚コレクション』を紹介します。