金魚と水槽、光と映像が融合『アートアクアリウム展』

エレガンスダンス

エレガンスダンスと名付けられたコーナーと奥の壁に映る金魚の映像

昨年、20万人を超える動員を記録した金魚の水中アート『アートアクアリウム展』が2013年も東京・日本橋に帰ってきました。今年の展示テーマは『江戸・金魚の涼』。江戸を象徴する『大奥』をはじめ、『キモノリウム』『新江戸金魚飾』『ギヤマンリウム』 などの新作も登場しています。
また、着物、草履、日本酒、アロマなど、企業とのコラボレーションも楽しみのひとつです。



『大奥 OHOKU』〈NEW〉が表現する江戸・女の世界

大奥

女性が美を競い合う豪華絢爛な世界を表現した「大奥」

展示のメイン『大奥 OHOKU』は、金魚を愛でる文化が花開いた江戸を象徴する“大奥”をイメージした幅約3mにわたる大作で、女性が美を競い合う豪華絢爛な世界を表現しています。日本の伝統的な照明“行燈”をモチーフにした金魚鉢を大小織り交ぜ、ひな壇形式に配置することで複雑に絡み合う大奥を表しているのです。

辺りには、イランイランやアルモアを中心に女性の色香を感じさせる妖艶な香りがブレンドされたアロマが漂います。

品の良い選ばれし金魚

優雅に舞う選ばれし金魚

■アートアクアリウム・プロデューサー
木村英智氏インタビュー

新作『大奥』誕生について
「3年前くらい前から*花魁に対比する作品として大奥という構想がありました。花魁は遊郭でのしあがった女性です。その対照的な存在がもともと家柄が良い大奥の女性なので、水槽の中に舞う金魚も品の良い品種をセレクトしました」とのこと。
木村氏は女性の美や生き様を妖艶に泳ぐ金魚と重ね合わせ、その世界観を創り出してます。

*『花魁 OIRAN』は2007年に発表した代表作。『大奥』は『花魁』の流れをくむ巨大金魚鉢シリーズ。


次のページでは、プロジェクションマッピングと生きた金魚が融合した展示をご紹介します。