マンションの間取りを変えたい、梁を少しだけ削りたい!できる?できない?
古いマンションの間取りは、細かく区切られていて、使いにくいことも多いもの。和室を無くしてひろびろとしたLDKにしたい。梁や柱のでっぱりのせいで家具が入らないので、少し削りたい。なんて希望も多いんです。さてこのマンションの間取りを変えたり、梁を少しだけ削ったりするリフォームはできる?できない?マンションでつきものの梁がジャマ。そんな時はどうしたらいい?
マンションにもいろいろな構造がありますが、基本の考え方として、コンクリートの壁や梁、柱は共用部分にあたりますので、壊したり移動したりすることはできません。コンクリートの内側にある、木や軽量鉄骨などでできている間仕切り壁や天井、床はリフォームできます。というわけで、間取りを大きく変えたい人におすすめなのが、スケルトンリフォームです。
解決1 スケルトンリフォームで新たな間取りを創る
スケルトンリフォームとは、コンクリートの内側の専有部分である天井組・床組・間仕切り壁・設備・配管など全ていったん取り払い、そこに新しい間取りやインテリアの住まいを作り上げるリフォームのことです。すべてをがらんどうにして1から作り上げるので、今ある梁や柱を上手く間取りに生かせば、ジャマになることもありません。解決2 梁をアクセントと考えるデザインを考える
梁や柱をアクセントとして楽しむ方法もあります。あえて梁や柱に華やかな色を使ったり、照明器具を取り付けたりすれば、楽しいインテリアになります。室内に飛び出した柱型や梁型をアクセントにした事例は下記でご紹介しています。■マンションの梁・柱を見せるリフォーム
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