住宅リフォーム/インテリア・壁紙リフォーム

カーテンにちょい足しDIY、おしゃれな春インテリア

今あるカーテンにちょい足しDIYで、おしゃれな春インテリアに変身させましょう。小物やフリルでひと味プラス、シェードを取り付けて機能とデザインを両立させるテクニックもご紹介します。(2017年改訂版、初出:2010年3月)

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

日差しが明るい春、インテリアの主役はカーテンです。今かかっているものにちょい足しDIYで、部屋を明るく軽やかに変身させましょう。小物を加えるだけでも部屋全体が見違えるようにおしゃれなります。

今あるレースカーテンにちょい足しDIY、小物やフリルで春インテリア

今あるカーテンも、まとめ方ひとつで春らしく明るい雰囲気になります。昼間の主役はレースのカーテンです。まずはキレイに洗いましょう。カーテンには洗濯タグがついているのでよく確認し、キレイになったら、まとめ方や裾にちょい足しDIYで、ひと工夫しましょう。

少し裾をカットして違う生地でフリルを付けたり、小さなレースのトリムを付けたり。まとめる際も、いつものようにサッシの端でまとめるのではなく、真ん中で束ねるだけでも、おしゃれで華やかな春インテリアが作れます。

レースのカーテン

裾に付けるレーストリムならすぐ縫えそう。真ん中で結んで見せ方も変えて。華やかにしたいならフリルがお勧め。外から見た景色も変わる(川島織物セルコン


カーテンをまとめるタッセルや、タッセルを掛けるふさかけにもひと工夫。はさむだけでシェード風に変身させるマグネット小物もあります。お気に入りのリボンやビーズなどを使って、春の部屋作りを楽しんでみて下さい。

ラインドロップ

上から吊り下げるラインドロップや、ワイヤータッセルで軽やかに。右はマグネットでたくし上げるアクセサリー。どれもDIYで簡単にできる(TOSO


両開きのカーテンに、上下開きをDIYでプラスすればこんなに新しい

カーテンは真ん中から両脇に開くものというイメージがありますが、そこにもうひとつ、上下に開くシェードやスクリーンを組み合わせてみましょう。インテリアがおしゃれにリフレッシュするのはもちろん、2つを組み合わせることによって、部屋に入れたい陽射しの量、見たい景色、遮りたい視線をコントロールできるようになります。

ブラインドとカーテンのコラボ

左右に開閉するカーテンの内側にブラインドを取り付けた例。光や視線のコントロールがしやすくなる(TOSO)


開口する形や面積のバリエーションを増やせば、インテリアに変化を付けることができるだけでなく、強い陽射しと外からの視線は遮って、柔らかい光だけ取り入れるというようなワガママな要望を叶えることも可能になります。

スクリーンの取り付けは意外と簡単、DIYで可能です。大事なことはしっかり寸法を測り、取り付け位置の確認をすること。今のカーテンが窓の木枠の外側に取り付けてあれば、シェード類は木枠の内側に取り付けると、すっきり収まります。

シェードとカーテン

レースのカーテンに加えて、シェードを取り付けた例。透明感のある仕上がり(サンゲツ


左右+上下の組み合わせで、様々なスタイルを上手に組み合わせて、デザインと機能を両立させた春インテリアを楽しみましょう。

カーテンごと交換したい場合は、取り付け方も見直してみよう

カーテンごと交換したい場合は、取り付け方も見直してみましょう。カーテンの取り付け方には大きく分けて2種類あり、それによって寸法と使うレールの形が違います。

1つめは、カーテンを木枠の内側に取り付けるスタイルです。メリットは木枠は下地として強度があるので、レールの取り付けが比較的簡単にできるので、DIY初心者にも手軽にチャレンジできます。またカーテンが木枠の中に納まるので、窓のそばに家具をピッタリ付けて置くことができます。

デメリットは、枠とカーテンの間にスキマができやすく、そこから光が漏れてしまうこと。遮光が求められる窓には避けるほうがいいでしょう。また寸法を測り間違えると、枠の中に入り切らなくなるので注意しましょう。

ダブルシェードとカーテン

枠の内側にシェードをダブルで取り付けた窓辺の様子。窓枠ギリギリまで家具が置けるので、部屋を広く使うことができる(川島織物セルコン)


2つめは、カーテンを木枠の外側に取り付けるスタイルです。木製やアイアンの装飾レールを使う場合は、ほとんどがこの取り付け方になり、窓枠の上の壁面に取り付けます。

メリットは窓全体をシッカリ覆うことができるので光が漏れにくく、断熱性能が高まります。但し家具を置くのにカーテンがぶつからないように、少し離して置く必要があります。またカーテンは意外に重量があるため、取り付け面にシッカリとした下地が必要になります。

ドレープ

枠の外側にドレープカーテンを取り付けた窓辺の様子。窓全体を覆うので光漏れが少なく断熱性能も上がる(川島織物セルコン)


新しくカーテンを交換するなら、取り付け方から見直すと、室内がリフレッシュします。まずは取り付け方を決めてレールを選び、それからカーテンの寸法取り、そしてカーテンの注文という手順で進めましょう。

デザインカーテン

こんな楽しいレールも。春らしいカーテンを楽んで(TOSO)


春はカーテンのリフレッシュと共に、壁紙のリフォームの依頼も増える時期です。壁のリフレッシュは下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
今ある壁紙の上から塗ることができる水性塗料もあります。DIYでもできる美しいペイント仕上げについては下記でご紹介しています。
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