決まった日に、決まった金額を自動的に貯められる

「自動積立定期預金」とは、毎月決まった日に、決まった金額を普通預金から定期預金に積み立てる商品。ほとんどの金融機関で取り扱っているので、誰でもすぐに始めることができます。
 
商品性は、どこの金融機関もほとんど変わりません。「すぐ」「簡単に」始めたいなら、給与振込銀行を利用するのが一番です。
お金を貯めるなら、まずは自動積立定期預金から始めよう

お金を貯めるなら、まずは自動積立定期預金から始めよう


というのも「貯められない」「積立は初めて」という人にとって、お金の移動を毎月行うのは意外にハードルが高い作業。続かない大きな原因になりますから、何もしなくても自動的に貯める仕組みを作ってしまうのが一番。ですから給与が振り込まれる銀行で、引き落とし日を給与振込日の翌日に設定しておけば、ほとんど給与天引きと変わらない感覚で確実に貯めることができます。
 
しかし、預入方法や積立金額、期間には若干の違いがあるので、自分が利用する商品については内容を正しく理解しておく必要があります。
 
預入方法の基本は「あらかじめ指定した日に、決まった金額を積み立てる」もの。ただし、金融機関によっては……
 
(1)あらかじめ指定した日に最低指定残高以上の預金があると、超過分を自動的に積み立てる
(2)ボーナス時など増額月を設定できる
(3)いつでも追加で入金できる

 
といった、複数の方法を可能としているところもあります。
 
積立期間も……
 
(1)終了日を特に決めずに積み立てを継続する
(2)あらかじめ目標日を設定する
(3)一定期間ごと、または任意の時期に積立残高の一部を払い出せる

 
などがあります。
 
「とにかく貯めたい!」という人は、それほど意識しなくても構いませんが「使う時期が決まっている」「いつまでにいくら貯めたいという目標がある」人は、手続きをする前にしっかり確認しておきましょう。
 

低金利時代、積立も金利を意識しよう! おすすめの銀行は?

前述したように自動積立定期預金の場合、仕組みは金融機関による大きな違いはありません。金利は定期預金に連動することが多いので、現時点では0.002%という銀行が多数派。その中で10倍の0.02%という好金利を提示しているのがイオン銀行、ソニー銀行、楽天銀行です。
 
好金利な自動積立定期預金の例

好金利な自動積立定期預金の例


イオン銀行は、日常の生活圏にイオンSCがある人ならば「積立式定期預金」以外にもメリットが多い金融機関です。イオン銀行には利用状況に応じてイオン銀行スコアが付与され、獲得したスコアによって特典が受けられる「イオンMyステージ」というサービスがあり、普通預金金利が0.01%~0.1%の4段階になる優遇を受けることができます。インターネットでの手続きはもちろん、イオンやイオンモールの一部には店舗がありますから、窓口で相談したいという人も安心です。
 
ソニー銀行には、一度設定すれば毎月指定した金額を他金融機関からソニー銀行の円普通預金口座へ自動的に手数料無料で入金する「おまかせ入金サービス」があります。給与振込口座を勤務先から指定されていて変更できないという人も、これを使えば手間なく「積み立て定期預金」を利用することができます。
また、ソニー銀行は「外貨預金の積立購入」もできます。外貨普通預金を500円から「毎日」「毎週」「毎月」など、好きなタイミングで継続して購入する商品。取り扱い通貨は米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、人民元など12通貨。海外旅行の際に外貨のまま支払いができるVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET」もあるので、海外旅行へ行くことが多い人は外貨も少額ずつ積み立てるといいかもしれません。
 
楽天銀行の「定期預金の積立購入」は、毎月自動的に円普通預金から円定期預金に預け入れるサービス。預入金額は1000円から1円単位、指定した月だけ金額を増額できる設定ができます。ただし、実は楽天銀行は普通預金金利も0.02%で定期預金と同じ。普通預金に預けておくと使ってしまいそうという人以外は、利用する必要はないかもしれません。しかも楽天カードの引き落としがあると0.04%、楽天証券との連携(マネーブリッジ)を設定すると0.1%。楽天銀行の場合、金利だけを考えたら普通預金口座を上手に使いこなした方が、定期預金の積立購入よりも有利になります。
 
金利がどんなに低い時代でも、お金を貯める一番の近道は「積立」です。自動的にお金が貯まる仕組みを作ってしまえば、貯蓄残高は確実に増えていきます。有利な預け先や増やす方法を考えるのは、半年から1年分程度のお金が貯まってから。まずは、自動積立定期預金でしっかり貯めることから始めましょう。

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