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新CPU搭載で性能アップ! 富士通 ESPRIMO FH78/LD(2ページ目)

Windows 8搭載の夏モデル製品の中から、富士通 EPSPRIMO FH78/LDをレビューしたい。今製品の特徴は、サウンド面を強化したこととクラウド機能の強化だ。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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Haswellコアを搭載

FH78/LDのスペックだが、CPUは省電力性能にすぐれたIntelのHaswellコアが初めて採用された。4コア8スレッドのCore i7 4700MQ(2.4GHz、最大3.4GHzで)を搭載、メモリ8GB、HDD3TBなど。グラフィックスはCPU内蔵のインテルHD Graphics4600。本機で採用されているCPUは、従来のモデルと同様にノートパソコン向けの製品。
ESPRIMO FH78/LD

Windows エクスペリエンス・インデックスの数値はおおむね良好


メモリは4GBx2が装着済み。16GBまで搭載可能だが、2つスロットは埋まっているため、増設には既存のメモリを取り外す必要がある。メモリスロットは、背面のカバーをはずすことで比較的簡単にアクセスできる。少し慣れたユーザーなら、自分で作業することも可能だろう(ただしメーカー保証がなくなる可能性がある)。
ESPRIMO FH78/LD

背面カバーを外すとメモリスロット(左側)にアクセスできる


スピーカーが性能アップ

FHシリーズの23型では、前モデルで採用された、パイオニア製のスタンドと一体化した円筒形スピーカーが踏襲されている。素材はアルミダイキャストで振動を抑え、モニタの後ろに位置するため、スピーカーは音の反射を意識した角度に設計されている。
ESPRIMO FH78/LD

印象的な円筒型スピーカ。力感は十分


スピーカーは性能面で強化が図られた。まず、出力が8Wx2から10Wx2にアップ。新たに10Wのサブウーファーも追加された。富士通は従来から、DTSサラウンド機能をいち早く採用するなどサウンド機能面で熱心であったが、どちらかというとハード面が追いついていない印象があった。それだけに、サブウーファーの搭載で低音が強化されたことは評価したい。低音が充実したことによる響きの違いは、聞けば歴然としている。

次のページでは、FH78/LDのソフト面について紹介する。
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