高機能ながらお手頃な製品
LaVie Mのキーボード
13.3型の液晶で10キー付きでは、キーボードの大きさが気になるところですが、一般的には問題になることはないでしょう。どちらかというと、文字入力時に手の位置が左側によりすぎる方が個人的には気になります。
Ultrabookの一部製品では薄型化にこだわりすぎ、タッチ感などがイマイチになる製品もありますが、ある程度余裕のある設計のため、キーストロークなどは問題ありません。
タッチパッドは比較的大きな物が採用されているため、液晶を直接タッチするタッチパネルに対応していなくても操作には不安はありません。
LaVie Mはコンパクトで日本の環境にあった製品です。それでいて、一般的にパソコンに求められているほとんどの機能は搭載されています。コンパクトだから使い勝手が落ちたり、機能を我慢する必要がありません。
他の製品に比べると重量がそれなりにあるので日常的な持ち運びは苦労しますが、家庭内の移動など短時間の移動などでは便利に扱えるでしょう。カタログスペックではわかりにくいところでは、ACアダプタがコンパクトな点、バッテリーが交換可能などメンテナンスがしやすい点が挙げられます。これは短期的にはあまり影響はありませんが、長期間利用する場合にうれしい部分です。
価格面では原稿執筆時点で10万円程度からとなっており、機能が比較的高いながらも、お手頃感も高い製品です。