ビューティティップス/大人のテカリ・ベタつき肌対策

ジメジメ湿度を味方につけて美肌に!

梅雨の時期から湿度が急激に上がり、肌がベタベタ、しかも気温も高くなり皮脂テカも出てくる季節です。でもジメジメ湿度も実は美肌に欠かせない大切なカギを握っていることをご存知ですか?

友利 新

執筆者:友利 新

ビューティティップスガイド

梅雨時期は美肌にとって最高のシーズン

毎日ジメジメした日が続く梅雨。梅雨の時期から湿度が急激に上がり、肌がベタベタ、しかも気温も高くなり皮脂テカも出てくる季節です。でも梅雨は嫌いなんて言わずに、この季節を逆に活かすスキンケアを行ってみませんか? ジメジメ湿度も実は美肌に欠かせない大切なカギを握っているんですよ。

肌に最適な湿度は60~65%と言われています。湿度が50%以下になってしまうと乾燥が始まり、30%以下になると皮膚のバリア機能が低下するようなダメージが起きてくる可能性が高くなります。冬と違い加湿器を使わなくても60%以上の湿度があるこの時季なら、肌もしっとりうるおって調子もいいはず。湿度が高くなる梅雨は肌にとっては理想の環境と言えるのです。


除湿のし過ぎには要注意

ただ実際問題として、湿度70%はとても耐えられるものではありません。住環境などにとって最適なのは50~60%と肌の最適湿度よりも低めになっています。

だからジメジメ状態を不快に感じて、ついつい除湿を過剰に行ってしまいがち。そうすると室内の湿度は一挙に低下するので、一見肌はサラっとして快適な環境のように見えるかもしれません。

しかしオフィスなど空調の効いた空間では、湿度が30%まで低下していることもよくあります。低湿度の空気に肌をさらしているとどんどん肌の水分が奪われ、冬のように乾燥した肌になってしまう原因になります。目に届くところに温湿度計を置いて、温度・湿度をチェックすると除湿のし過ぎを防ぐことができます。


1年を通して大切な「保湿」ケア

高い湿度でベタつく上に気温が高いので、クリームなどの保湿ケアを怠りがちになってしまうこの季節。水分が蒸発しやすい肌状態に日焼けなどの紫外線ダメージが加わる事で、夏の肌ダメージは悪化していきます。
ベタつく夏こそ意識して「保湿」を行うことが大切

ベタつく夏こそ意識して「保湿」を行うことが大切


冬場は乾燥を自覚することができるので、保湿に力を入れるケアを自然と行う方も多いでしょう。隠れ乾燥肌になってしまいやすい夏こそ、意識をしてしっかりと保湿をする事が大切です。クリームや乳液が苦手な場合は、化粧水の浸透をよくするブースター美容液などを活用してみるのもおススメです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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