パソコンソフト/パソコンソフトの選び方

「キングソフトオフィス 2013」レビュー(5ページ目)

MS Officeの互換ソフトとして人気の高いキングソフトオフィス(KINGSOFT Office)に、「キングソフトオフィス 2013」が登場しました。画面デザインを一新し、互換性をさらに高めた「キングソフトオフィス 2013」は、サポート終了の近づいたMS Office 2003からの乗り換えに最適な選択肢となるでしょうか。ベータ版を入手したので、さっそくレビューしました。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド



結論:個人利用ではさらに使いやすくなった! 企業導入は十分検討を

新しい「キングソフト オフィス 2013」をざっと紹介してきましたが、全体的な印象は、とても完成度が高いと思います。せっかくなので、本原稿もWriter 2013とATOKを組み合わせて書いてみたのですが、操作感はWord 2013とまったく変わりありません。むしろ、機能の絶対数が少ない分、カーソルの動きはWriter 2013の方が軽快なのでは、という印象でした。

MS Officeの互換ソフトとして評価されるのは、「キングソフト オフィス 2013」の宿命ですが、それを抜きにして、単独のオフィス製品として見た場合、本当に完成度の高いソフトウェアだと思います。ただし、結論は前回の記事と変わりません。改めて書くと、次のとおりです。
  • 個人利用、印刷物の作成を目的とした利用……◎
  • 会社内でのみ利用し、他社とはやりとりしないファイルの作成……○
  • 他社とやりとりする可能性のあるファイル……△または×
  • マクロを含むファイル……△または×
ただ、△の部分は程度の問題でもあるので、検討する際には、必ず期間限定の無料版で試してみることをおすすめします。

 


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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