テクノポップ/アーティストインタヴュー

ウクライナの歌姫イリーナ・ビリク~激動の時代(5ページ目)

ウクライナの伝説の歌姫、イリーナ・ビリクにインタヴュー! 10歳で曲を作り始め、ビル・クリントン元大統領の前でウクライナ代表として歌い、現在のウクライナのポップ・シーンを開拓した先駆者。おまけにインタヴュー中、あの「カチューシャ」まで歌ってくれました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

オリガ・ゴルバチョワの提案

ガイド:
最近、 オリガ・ゴルバチョワともデュエットも含め、あなたは他の歌手とコラボレーションをしていますね。「 Не ревную (No Jealousy)」は、美しい歌。彼女と歌うためにこの曲を書いたのですか? この歌は、何についての歌でしょうか?

Не ревную (No Jealousy) (YouTube)

イリーナ:
irina

イリーナ・ビリク

この歌で、妻がいる男性への愛について書いたの。自分だけで歌うつもりだったの。でも、オリガが一緒に歌う事を提案したの。彼女は、もし私たち二人が一人の男性を好きになった二人の女性の一種の悲劇について歌えば、人々は興味をもつと考えたの。私は実験する事が好きだから、彼女と歌う事にしたわ。私がジャン=クロード・ヴァン・ダムに会うきっかけを彼女が作ってくれたから、一緒に歌ってよかったわ。彼女を通じて、ジェイ・Zにも会う事が出来たし、彼は私を私とのビデオ製作に招いてくれたわ。

 

オーストリアのクリスマス

ガイド:
「СИЛЬНЕЕ (Stonger)」は、あなたの最新の歌ですね? クリスマスツリーのシーンがあって、オーストリアでクリップを撮影したと理解しています。どうして、オーストリアを選んだのですか?

СИЛЬНЕЕ (Stonger) (YouTube)

イリーナ:
ウクライナではクリスマスマーケットのようなものはなくて、オーストリアでは20日早くクリスマスを祝うからよ。そして、ウクライナにみえない何かをビデオに入れたかったの。多くのアーティストたちは既にウクライナでビデオを撮っていて、いい場所は全て撮影されてしまっているから。

ガイド:
来日された事はありますか? 日本で何か試みたい事はありますか?

ロボットの恋人

イリーナ:
日本に行く事は私の夢。街をただ見てみてたい。街を歩くのが大好きだから。とっても美しいと聞いているわ。ロボットともお話ししてみたいわ。もし、彼または彼女がロボットの恋人だったら、完璧なんだけど(笑)。

ガイド:
イリーナ、国内でのインタヴューもなかなか受けないあなたにこのようにお話が聞けて、大変光栄です。ぜひ、日本に来てください!

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